ハワイ旅行っていくらかかるの?費用・旅費・節約方法を項目ごとに徹底解説
ハワイ旅行と言えば、「ワイキキビーチ」でゆっくりしたり、ブランドショップが立ち並ぶ「ショッピングセンター」での買い物など、リゾート地ならではの楽しみ方が沢山思いつきますよね。何をするにもリゾート価格で、何となく値段が高い…
モアナルア・ガーデンは「この木なんの木♪」のCMの木を見られる場所として知られていますが、実はパワースポットとしても話題になっていて女子旅の行き先にもおすすめ。さらに、家族やカップルでピクニックを楽しんだり、のんびり写真撮影やお散歩するのにもぴったりです。
そんなモアナルア・ガーデンの魅力と、よりモアナルア・ガーデンを楽しむための情報や行き方、周辺施設の情報まで徹底解説します♪
この記事の目次
まずはモアナルア・ガーデンの3つの魅力について解説します。
モアナルア・ガーデンは、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島のワイキキから車で30分ほどの距離にある公園です。園内にはハワイ原産に限らず、さまざまな植物が世界中から集められています。日本では、日立製作所のCMにうつっている大きな木が見られるということで有名になりました。
地元の人々にも「日立の樹」として親しまれているのはモンキーポッド(アメリカネムノキ)と呼ばれる樹木です。実際目にすると、「あのCMの木だ!」という感動はもちろん、想像を超える圧巻の大きさと力強さに驚くはず。
CMの画角を探したり、木陰に入って空を見上げてみたり。ぐるりと見渡せば地元の人たちがのんびりピクニックしているのを目にすることもできます。写真に収めたい撮影ポイントがいくつも見つかりますのでぜひ記念に撮ってみてください。
モアナルア・ガーデン内には、樹齢およそ130年の「日立の樹」だけでなく、樹齢100年を超えると言われている木が他にも生えており、これらの木々にはスピリチュアルパワーがあると言われています。
木の幹に触れると、長い時と生命力を感じることができ、元気をもらえるような気がします。ハワイには古代から、神聖なエネルギーであるマナが宿るとされるパワースポットが存在しますが、その癒しや開運のパワーを求めてハワイ旅行を考えているという方にもモアナルア・ガーデンはおすすめです。
モアナルア・ガーデンはかつてハワイ王国を建国したカメハメハ王家の所有地でした。そのため園内には現在も、1850年代に建てられたカメハメハ5世のコテージなどが残っています。コテージの横には小さなタロイモ畑もあり、これはオアフ島に渡ってきた人々が初めてタロイモの栽培を始めたとも言われている歴史的な場所です。
カメハメハ5世はモアナルア・ガーデンがお気に入りで、夏はここのコテージで過ごしていたのだとか。同じ景色を見ていたのかと思うと、なんだか感慨深いですよね。
行き先の歴史を知っておくと、より旅に趣が出ますよね。ここではモアナルア・ガーデンの歴史について紹介します。
モアナルア・ガーデンは、ハワイの伝統とともに歴史を歩んできました。かつてハワイ王国を建国したカメハメハ王家の所有地だったこの土地は、1884年、カメハメハ王家と親交のあったサミュエル・デーモン氏に譲られて公園づくりが始まりました。
デーモン氏は、多民族の融合と共存共栄を目指したカメハメハ王家の意思を受け継ぎ、この公園を広く一般の人に開放し、誰からも愛される場所にしようと考えました。その名残は今も園内の日本庭園風の池やチャイニーズシアターと呼ばれる東洋風の建物に見ることができます。
園内の植物もハワイ原産のものだけでなく、世界中からさまざまな植物が集められました。「日立の樹」のモンキーポッドも南米が原産地といわれており、このときに海外から取り寄せられました。モアナルア・ガーデンは多くの人や文化の受容を経て歴史を重ね、発展してきたハワイの表象といえるかもしれません。
「日立の樹」は、日立グループの総合力と成長性、事業の幅広さ、力強さを、「大地に根を伸ばし、大きな枝を広げ、色とりどりの花を咲かせて実を結ぶ」1本の大樹に例えたのが始まりだそうです。
CMを打ち出した1973年当初、実は「日立の樹」はアニメーションによって描かれたものでしたが、「技術やシステムを語るCMだからこそ、命ある本物の木を使いたい」という考えからイメージに合う木が探し始められました。
そこで見つけられたのがモアナルア・ガーデンのモンキーポッドで、1975年からCMに登場しています。当時は何年かおきに木を変えてCMをつくることが想定されており、1979年にモアナルア・ガーデンの「日立の樹」はCMから姿を消したのですが、視聴者の声から再登場に至り、1984年以降今に渡って、日立グループのイメージシンボルの役割を果たすようになりました。
「この木なんの木」のCMに馴染み深い日本人にとって、モアナルア・ガーデンは縁深い場所ですね。
モアナルア・ガーデンといえばモンキーポッドが一番の見どころですが、モアナルア・ガーデンは公園全体に管理が行き届いた美しい場所です。魅力の部分でもお伝えしましたが、モンキーポッド以外の樹齢100年を超える樹やタロイモ畑、川沿いに咲く花や実、熱帯植物など散策が楽しい。
97,000平方メートルもの広い敷地内には、カメハメハ5世が過ごしたコテージや日本の茶室と庭園、パーティーで使用されていたチャイニーズシアターなど、当時の建物も保存されています。モンキーポッドだけ見て帰るのはもったいない場所なので、モアナルア・ガーデンへ訪れた際はその他の場所にも足を運んでみて下さいね。
モアナルア・ガーデンのあるハワイ州は常に雨が少なく、気温も平均24~30℃と年中ベストシーズンといえます。
ただ、モアナルア・ガーデンのみどころのひとつである「日立の樹」は主に亜熱帯で見られるモンキーポッドという種類の木で、5月頃と11月頃の年2回、花をつけます。糸状でピンク色のきれいな花が咲くのが見られるのはこの時期だけなので、5月と11月頃は特におすすめです。
ではモアナルア・ガーデンの魅力がたっぷりとわかったところで、モアナルア・ガーデンへの行き方についてもここで一緒に見ておきましょう。
高架下のニミッツ・ハイウェイ(Nimitz Hwy.)を直進し、プーロア・ロード(Puuloa Rd.)の交差点を左折します。その後直進し、マヒオレ・ストリート(Mahiole St.)との交差点で左折してからしばらくまっすぐ進みます。右側に“DEAD END”の標識がみえますがそのまま進んでOK。最初の角で左折し道なりに進むと駐車場が見えます。
ワイキキから車でH1ウェストに乗り、途中からモアナルア・フリーウェイ(78号線)を西方向に進み、Tripler Hosp.出口で降ります。出口車線の途中に”Moanalua Gardens”の標識があり、標識を通過後すぐに右折すると、モアナルア・ガーデンに辿り着きます。
Pineapple Place側から、あるいはPineapple Placeを通ってモアナルア・ガーデンに入ることはできませんのでご注意を。
ワイキキからは路線バスの「ザ・バス(The Bus)」でも行くことができます。
アラモアナ・センターの山側にあるカピオラニ通りのバス停から、3番のバスに乗りますが、乗るときに運転手さんにFort Shafter(フォート・シャフター)のゲートまでとお伝えしておくのがベスト。降車する場所はフリーウェイを降りて直ぐのところで、降りたら道路沿いをまっすぐ進むとモアナルア・ガーデンの裏ゲートに到着します。
自分で行くのも楽しいですが、迷わず行けるオプショナルツアーの利用もおすすめです。モアナルアガーデンだけでなく、ダイヤモンドヘッドやノースショアなど、オアフ島で外せない見どころや話題のお店でショッピングもできるので一石二鳥。
特にノースショアはホノルルやワイキキエリアから離れているので、モアナルアガーデンへ行く前後の時間を考えてついでに連れて行ってもらえるのは時間を有効に使えていいですよね。夕方前にはワイキキに戻って来られるので、ツアー後はまたワイキキ周辺の観光を楽しむ事ができます。
オアフ島の人気スポットを1日で巡るホノルル発のおすすめツアー。朝の爽やかな気候の中ダイヤモンドヘッドに登り、ワイキキビーチやワイキキの街並みを一望することからツアーがスタートします。
絶景を堪能したあとは、モアナルア・ガーデンの”この木なんの木”でおなじみの大木でパワーチャージ。日本のメディアで紹介された人気のコーヒーファクトリーやトロピカルフルーツで有名なドールプランテーションにも立ち寄ります。
途中、ハレイワタウンで自由時間もあるので、ランチやショッピングもゆっくり満喫できるのも嬉しいポイントです。ツアーを活用して、効率よくオアフ島の人気スポットを巡りましょう!
モアナルアガーデンの料金ですが、観光客は13歳以上が5ドル、6歳〜12歳は3ドル、6歳未満の子供に関しては無料で入る事ができます。また、ハワイ在住者と米軍関係者は1ドル、ハワイ在住者と米軍関係者の13歳未満の子供に関しては無料で入場可能です。
※2021年3月現在は臨時休業中
英名 | Moanalua Gardens |
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住所 | 2850-A Moanalua Road |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
定休日 | 無休 |
サイトURL | http://www.moanaluagardens.com/ |
モアナルア・ガーデンから車で10分ほどの場所にある、フードコート「モアナルア99」。周辺で働くローカルの人たちも多く利用するため、ハワイ現地での雰囲気も十分味わえます。
フードコートでは、ハワイ料理の他、和食や中華・韓国料理・ベトナム料理などアジア系の料理も充実。価格もハワイにしてはリーズナブルなので、皆で好きなものを頼んでシェアして食べると楽しいですね♩
※2021年3月現在、テイクアウトサービスのみ営業中
英名 | Moanalua 99 |
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住所 | 1151 Mapunapuna St, Honolulu, HI 96819 |
営業時間 | 9:00〜20:00 (日曜日は19:30まで) |
定休日 | 無休 |
所要時間 | モアナルア・ガーデンから車で約10分 |
サイトURL | http://www.moanaluagardens.com/ |
モアナルア・ガーデン周辺の施設情報をまとめました。あわせて立ち寄ってみると、面白い発見があるかもしれません。
ハワイ州最大の私営博物館であるビショップ・ミュージアム。入場料がかかりますが世界的にも価値のある品が展示されており、ワイキキに戻る途中で寄ることのできる立地です。
設立当初、ここのコレクションはハワイの美術工芸品とパウアヒ王女が相続した王家伝来の美術工芸品を収集したものでしたが、現在はハワイと太平洋諸島ポリネシア全域の文化に関する美術工芸品、文献、写真など2500万点を超える展示を行っています。
プラネタリウムがあるほか、さまざまなイベントも開催されていますのでお子様連れの方も楽しめるでしょう。入館人数が制限されていることもあるので、ホームページから事前予約していくことをおすすめします。
英名 | Bishop Museum |
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住所 | 1525 Bernice Street |
営業時間 | 9:00~17:00 入館は16:30まで |
定休日 | サンクスギビングデー・クリスマス |
サイトURL | https://www.bishopmuseum.org/ |
少し足を伸ばせば、モアナルア・ガーデンから車で10分ほどの巨大ショッピングセンター「パールリッジセンター」にも行くことができます。
センター内にはモノレールが走っており、日本未上陸のカジュアルファッションブランドをはじめ170店以上のショップがあります。もちろんレストランやファストフード店も充実。とはいえアラモアナセンターにある店舗と被っているものが多く、店舗数もアラモアナセンターに比べると半分ほどです。かわりに人が多くなく、ゆっくり買い物を楽しむことができるのがいい点です。
英名 | Pearlridge Center |
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住所 | 98-1005 Moanalua Road |
営業時間 | 10:00〜19:00 (日曜日は18:00まで) |
サイトURL | https://pearlridgeonline.com/ |
「日立の樹」を見るだけではなく、ピクニックしたりスピリチュアルパワーを取り入れたりと様々な楽しみ方ができるモアナルア・ガーデン。周辺施設も含め、ぜひ訪れてみてくださいね。
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