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ホーチミンのクチトンネル徹底解剖!観光のみどころや行き方も♪

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今回ご紹介するホーチミンのクチトンネルは、ブッシュの中で戦争体験を楽しめちゃう人気の観光スポット♪小国ベトナムがあのアメリカ合衆国にベトナム戦争で勝利したことを、今に伝えるベトナム人の誇りとされています。クチトンネルに訪れたら、巨大勢力に勝利できる秘策を見付けることができるかも。

ベトナム戦争の記憶を語るクチトンネルの基本情報

アメリカから集中攻撃を受け甚大な被害を被ったホーチミン郊外にあるクチトンネルは、ベトナム戦争で自国の勝利に貢献した立役者的な存在のひとつです。トンネルの中では、人が暮らし、秘密の地下基地としての任も担っていました。それでは、クチトンネルについてご紹介していきましょう。

戦争ファン必見のクチトンネルはどこにある?

クチトンネルは、ベトナム最大の都市「ホーチミン」から北西へ約70kmに位置しています。終戦間際にはクチが前線の拠点でした。現在は、人里離れた郊外にあり、平穏でスローな時が流れるベトナムらしさを取り戻しています。しかし、所々に銃弾跡など戦争の痛々しい傷跡が残っています。

難攻不落と呼ばれたクチトンネルの歴史って?

クチはベトナム戦争で、アメリカが最後まで陥落させることができなく、「鉄の三角地帯」と呼ばれた難攻不落街です。ベトナム戦争は、ベトナムの人々がフランスから独立を果たすも、南北に分断された祖国をひとつの国として取り戻したいと蜂起した戦争でした。当時は、北部を社会主義国のソ連(現ロシア)と中国、南部をアメリカが支援しており、大国同士の覇権をかけた意地の張り合いも絡んでいたのです。

北部へのアメリカによる不当な攻撃や当時の弾圧政治に不満を持っていた「南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)」の宣戦布告により、ベトナム戦争が始まりました。アメリカと手を組み独裁体制を築いていたゴディエンジェム大統領への不満もあり、彼は暗殺されています。

北部はアメリカにゲリラ作戦を展開し抵抗。南部のサイゴン(現ホーチミン)は、クチの地下に約25年もの年月をかけて、250kmに及ぶアリの巣のような手掘りのクチトンネルを作り反撃しました。空爆や戦車によるアメリカの攻撃に対し、地下トンネルは秘密基地として大活躍だったようです。世界中で反戦ムードが高まり、アメリカは撤退せざるを得ませんでした。しかし、その後、北ベトナムとベトコンが、南ベトナムを攻め陥落させたことで、ベトナム戦争が終結しています。

ベトナムが大国アメリカに勝つという奇跡を起こした要因のひとつとされるクチトンネルは、ベトナムの歴史を知るうえで外せない観光スポットです。クチトンネルには「ベンユオック(Địa đạo Bến Dược)」と「ベンディン(Địa đạo Bến Đình)」の2か所の観光ができ、ほとんどの外国人向け観光ツアーはベンディンとなっています。

クチトンネルまではどうやって行くの?

ホーチミンからは車で約2時間です。悪路なので結構大変な道のりです。

観光ツアーは充実しており、リーズナブルなので公共の交通機関を使わずにツアーを利用する方がほとんどです。主要ホテルへの送迎や日本語が使えるガイド付きのツアーが便利なので、このような観光ツアーを探されることをおすすめします。

公共バスで行くには、ベンタインのバスターミナルからクチへ約1時間30分。クチのバスターミナルから79番に乗り換えクチトンネルへ行くことができます。所要時間は1時間弱です。

クチトンネル観光のベストシーズン

ホーチミンの気候は「乾季」と「雨季」に区別され、乾季はとても暑いのが特徴です。

雨季でも断続的に雨が降るわけではなく、ゲリラ豪雨のようなスコールが15~40分ほど降ります。また、30度を超える暑さの日があるので、暑さ対策も忘れずに。

観光シーズンは、12月~3月。クチトンネルは屋外でのアクティビティも楽しみのひとつ。4~5月の35度を超える真夏日はできるだけ避けた方が賢明です。

クチトンネル観光でおすすめの服装

クチトンネルの観光は、アクティブに動いたり土の中に入ったりして戦争体験をすることもあるので、動きやすく汚れてもいいTシャツなどをチョイスしてください。ハイキングを意識した格好で、かなり汗をかくので着替えを用意するのがベストです。靴はスニーカーをおすすめします。

クチトンネルのみどころ

ツアー以外の内部観光は英語のガイドとなりますが、日本語のガイドブック(無料)があるので安心です。全長約250kmの巨大な地下迷路ですが、観光できる場所は40~50mほど。でも、歴史的な知的探訪は内容が濃く、アクティブに遊べるので行くべき観光スポット♪歴史ビデオと資料を使って事前に、クチトンネルについての学習ができるのも魅力。会場は、実際に作戦会議が行われていた場所なんですよ。

ベトナム戦争を体感

空気口

受付を済まして森の中を歩くと、ボコッとしたものが目の前に現れます。これは、洞窟には欠かせない空気口。この空気口は酸素を取り入れるのはもちろん、煙を出して米軍を引き寄せて攻撃する役目も果たしていたとか。この下は炊事場となっており、換気の役目もありました。周囲はジャングルといっても過言ではない場所なので、道を外れないよう注意しましょう。

トンネルの入り口

また、トンネルの入り口もリアル。大柄なアメリカ人が入ってこられないよう、小柄なベトナム人がやっと入れるくらいの大きさで作られています。中に入る体験もできますが、現代人は普通の体格の人でもキツキツ。大柄な方は、ハマってしまって出てこられないかも。

ブービートラップ

数百人ものアメリカ兵を負傷させたとされる罠。中には見るだけでも痛々しい針や竹があり、蛇の毒が塗られていたそうです。ここに落ちると、簡単に這い上がることはできません。穴を布と枯れ葉で隠した原始的な造りですが、多大な効果があったようです。

銃撃戦だけでなく、工夫を凝らした戦いぶりが勝利を呼んだといわれています。最新兵器では、アメリカに勝てるはずありませんよね。穴だけではなくドアタイプなど、地上にもさまざまな仕掛けがあったようで、リアルにゲリラ作戦の様子を垣間見ることができます。

また、当時どのような生活ぶりだったかを、食堂や寝室などの模型で紹介する展示もあります。トンネル内には、道路や病院、集会所まであったようです。

戦車やライフルなどの展示

本物の戦車と記念撮影はいかが?

地雷を踏んで動かなくなってしまった戦車の展示もあり、この戦車にのぼっての記念撮影も楽しめちゃいます。迫力ある戦車には、闘争心が湧いてきます。

バクダンだって有効利用

また、武器が少なかったベトナム人たちは、米兵が落として行った不発弾などの武器をトンネル内で使えるように改良しリサイクルしていたようです。当時爆弾を作っていた様子をマネキンが再現しており、山のようにおいてある爆弾を見ると、今でも戦争をしているのではという錯覚に陥ります。軍人が履いていたタイヤで作ったサンダルも展示しています。

トンネル内部に侵入

トンネルは、地下4mから10mくらいのところに、三層構造で作られています。実際にトンネル内部に入るとビックリするのほど小さな空間。入口と同じくアメリカ人が入って来られないように、ベトナム人でもかがんで通るのがやっとの大きさです。しかも曲がりくねった造りとなっているので、歩くだけでも必至。更に、当時はたくさんの罠が仕掛けられていました。

クチトンネルで体験!超人気のアトラクションライフル射撃

日本ではなかなか体験できない射的も楽しめちゃいます。実弾を込めたライフルを打つ時の発砲音と振動はすさまじいもの。せっかくの海外旅行、ぜひ、体験してみましょう。

ライフル試射について

有料ですが、ライフルやマシンガンなど、実弾入りの銃で射的体験を楽しめます。誰でも体験可能で思ったより簡単なので、男性はもちろん女性だって楽しめちゃいますよ♪イヤープロテクターをしなければ、鼓膜が破れるほどの発砲音は、撃ってみないと味わえません。的をじっくり狙って「パーンッ」とぶっ放す快感は、映画の主人公になった気分を味わえちゃいますよ。

クチトンネル観光ツアーの流れ

クチトンネルツアーは多数ありますが、なかでも代表的なプランについてご紹介いたします。

13時半:指定のホテルに、出迎えをしてくれます。

15時:現地に到着し、ビデオや資料を見ながら、歴史や当時の様子を学びます。実際に使われていた戦車や罠などを見学した後は、いよいよ狭くて暑いトンネル内を散策します。有料の射撃体験や、キャッサバ芋と笹の葉茶もいただくことができます。日本語付きのツアーなので楽しさも倍増ですよ♪

17時:車でホーチミン市内へ

19時:ホテルなどに到着し、解散となります。

 クチトンネル観光の注意点

ツアー料金にはガイド料金、交通費、トンネルの入場料などが含まれ、昼食代や飲み物代などは含まれません。園内でも購入可能ですが、飲み物は用意しましょう。行き帰りの道は悪路なので、乗り物酔いの薬などを服用しておくことをおすすめします。

日焼け止めや虫よけスプレーも必須アイテム。雨季に参加される方は、ポンチョなどの雨具を持って行くこともお忘れなく。

クチトンネル観光のまとめ

トンネル内の見学では、故意に真っ暗にした場所があり、ベトナム戦争をリアルに体感できます。ぜひ、小国ベトナムが大国アメリカに勝てた、要素のひとつクチトンネルにでかけて、その技を学ぶ知的観光をベトナムのクチトンネルで楽しんでみませんか?

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WRITER clover555
色々な国の文化や景色を見るのが大好きで、旅行記事を書く仕事をしています。皆さんのお役に立てる、情報が提供出来たら嬉しいです。よろしくお願いいたします。 旅行が好きでよく東南アジアに弾丸旅行に行きます。最近はヨーロッパにも徐々に詳しくなってきました。みなさんが旅に出たくなるようなおもしろい情報をご紹介していきたいと思います。

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