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シンガポールからの日帰り旅行に!ジョホールバル観光を一挙ご紹介

観光
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ジョホールバルはマレーシアの中で、クアラルンプールに次ぐ規模で、マレーシア第2の都市と呼ばれることがあります。マレーシアの中心地「クアラルンプール」から国内旅行として訪れる旅行が一般的ではありますが、シンガポールを起点とした日帰り旅行もひとつの観光の仕方として注目を集めています。その一番の理由はシンガポールからのアクセスの簡単さがあり、シンガポール中心部のエリアからはバスで約30分でアクセスできてしまいます。シンガポールと一緒にマレーシアのジョホールバルも観光できるのであれば、1回の旅行で2カ国堪能できて一石二鳥ですよね。

島国日本だと体験することがない陸路での国境越え・イミグレーションがどういった流れで行われるのかや、そもそもどうやってジョホールバルまでアクセスするのかをご紹介した後、ジョホールバルでどのような観光ができるのかをみていきたいと思います。

ジョホールバルってどんな場所?

マレーシアの最南端にある都市・ジョホールバルは国境に接する町で、隣国シンガポールとはコーズウェイ橋で結ばれています。

日本からジョホールバルへは国際線の直行便は就航していませんが、スナイ国際空港がありますので、飛行機でアクセスすることが可能です。しかし、バスの交通網が発達しているため、クアラルンプールやマラッカ、隣国のシンガポールからバスで訪れるとこが多い都市となっています。

シンガポール発着の観光ツアーの中に、ジョホールバル観光が組み込まれるなど、シンガポール旅行とセットで楽しむ旅行者が多いです。そのため、ジョホールバルではマレーシアの通貨のリンギットだけでなく、シンガポールの通貨のシンガポールドルでの支払いに対応しているお店もあります。

シンガポールからジョホールバルへの行き方

シンガポールからジョホールバルへはどうやっていくのか?実はタクシーかバスが一般的な手段となっています。ジョホールバル行きのバス乗り場はシンガポールMRTのブギス駅が乗り場の最寄駅で、クイーンズストリート沿いに位置しています。

バスターミナルからシンガポールとマレーシアの国境までは渋滞状況にもよりますがおおむね30分〜1時間程度かかります。さらにそこからジョホールバルのバスターミナルまで向かいますので、移動時間だと約1時間〜2時間程度みておくと良いでしょう。休日の場合はイミグレーションの混雑で時間がかかってしまいがちですので、休日に利用の際は時間に余裕を持っておいてください。

クアラルンプールからの行き方

せっかくなので、マレーシアの玄関口のクアラルンプールからの行き方もご紹介していきます。クアラルンプールの郊外にはバンダル・タシッ・スルタン(Bandar Tasik Selatan)という場所があり、マレーシア各地へと行く高速バスバスが出るターミナルとなっています。ジョホールバルへバスで向かう際もこのバスターミナルからの乗車が便利です。

チケット購入窓口でジョホールバルのラーキンバスターミナルへ行きたい旨を伝えると、チケットを発行してもらうことができます。あらかじめホームページから予約することもできますが、当日に窓口で購入することも可能です。休日はやはり混み合うのですが、平日であれば空いていることが多いため、当日に窓口で買ってもその日に乗れないということはほとんどありません。チケットを購入すると、バスが発車するゲートが記載されていますので、出発時間までにはゲートの前に行き、乗り遅れないよう注意が必要です。

マレーシアのバスで気をつけておきたいこと

マレーシアは東南アジアの国ですので、年中気温が高い国です。そのため、バスの車内は冷房がガンガン効いていますので、半袖の服だけではだいぶ体が冷えてしまうことがあります。特に女性の方は冷え性などで、冷房からくる冷気には悩まされる方も多いでしょう。長袖のパーカーやカーディガンなどを持っているだけでだいぶ体感温度が変わってきますので、少し荷物がかさばるかもしれませんが、スーツケースの中に忍ばせておきましょう。

シンガポールからマレーシアへの入国の流れ

シンガポールからジョホールバルへ向かうと、途中の国境でイミグレーション(出入国審査)を全員受ける必要があります。

現在、出入国カードや税関申告書などの書類は必要なく、入国手続きは簡略化されていますので、国境についてバスを降りたら出国手続きのレーンに並びましょう。手続きの際にはパスポートの顔写真が記載されているページを見せるよう出入国審査官から指示されますので、いつでもパスポートを取り出せるよう準備しておくとよいでしょう。

また、入国審査の際に指紋の登録があります。指を出すよう指示がありますので、センサーの上に指を乗せ、適切に読み取りされるまでちょっとの間だけ待ちましょう。入国審査はこのふたつの手続きで終了となります。基本的に一人ずつ入国審査を行いますが、家族旅行で小さい子供を連れている場合などは家族でまとめて入国審査を受けることができます。

イミグレーションでシンガポール出国マレーシア入国のスタンプを押してもらった後は、税関審査があり、規定以上のお金や規制されている持ち込み物を持っている場合は申告する必要があります。特に何も申告するものがない場合はそのまま通過して問題ありません。

公共のバスを使ってマレーシアに入国するときの流れ

ジョホールバルへのアクセスの際には路線バス使うことが一般的な手段になりますが、国境で一度バスから降り、イミグレーションを通過します。通過した後は再度同じバス会社のバスに乗車し、ジョホールバルへと向かいます。

このとき、シンガポールから乗ってきたバスに乗車することもあれば、同じバス会社の後続のバスに乗車する場合もあります。イミグレーションで時間がかかってしまった場合のことを考えてバスのスケジュールが組まれていますので、1時間以上イミグレーション通過に時間がかかってしまっていたとしても、バスが行ってしまったかどうかそわそわしながら審査を待つ必要はありません。バスの乗車券はもちろん無くさないようにしておいてくださいね。

マレーシアからシンガポールへの入国

帰路でマレーシアからシンガポールに行くときも基本的には同様の流れで、出国審査、入国検査、税関検査の順で手続きが行われます。少し違う点があるとすれば、シンガポールの入国の際には入国カードの提出が必要となりますので、事前に必要項目を埋めた上で入国審査のレーンに並ぶことになります。

入国カードはバス車内で配布されるか、入国審査のエリアに設置されているものを取り、必要項目を記入します。どんな項目があるのかを事前に知りたい場合は、各旅行会社や航空会社のホームページに記載されていることが多いですので、ホームページ上で確認することをおすすめします

マレーシア入国の際に持ち込み物に注意しよう

マレーシアは薬物の持ち込みが厳しく規制されています。例えば大麻や覚せい剤などであれば一般論として所持や持ち込みが取り締まりの対象となることは想像が付きますが、日本の病院で処方される薬の中にも取り締まりの対象となってしまうものがありますので、注意が必要です。

日本では一般的な睡眠薬にはマレーシア入国の際に取り締り対象となる成分が含まれています。思いがけないことからトラブルに発展してしまうとせっかくの旅行も台無しになってしましますので、持ち込み物で引っかかってしまうものがないかどうかを、常備薬だけでなく持ち物すべてで確認しておくことをおすすめします。

日本国籍のマレーシア入国要件

日本国籍のパスポートを所持している場合、短期での観光ではビザは必要ありません。滞在期間は3ヶ月以内となり、3ヶ月以上の滞在または観光以外での入国の場合にはビザが必要となりますので、旅行内容に応じてビザの必要有無を確認するようにしましょう。

パスポートの残存期間が6ヶ月を下回っている場合、入国できない可能性がありますので、ジョホールバルをはじめとするマレーシア観光の際にはパスポートの残存期間が十分にあるかチェックし、もし残存期間がしたまわるようであれば、旅行前にパスポートの更新をしておくと安心です。

ジョホールバルの治安とは?

海外旅行で一番気になってしまうことは現地の治安ですよね。マレーシアは東南アジア諸国の中では比較的治安がいいとされていますが、日本と比較してしまうと、犯罪の発生率は上がってしまいます。外務省の安全対策基礎データを参照してみると、人口10万人当たりの殺人事件の件数は日本の約2倍、強盗事件は約25倍、強姦は約7倍というデータが示されており、やはり犯罪対策は必要と言えます。代表的な海外旅行でのトラブルをご紹介しつつ、どのように対策すると良いかを示していきます。

多発しているスリ

強盗や盗難の発生件数が多いマレーシアだからこそ、盗難被害には十分に注意しておくべきでしょう。ジョホールバルはご紹介した通り、シンガポールからの玄関口となるため、旅行者を狙った犯罪被害が発生しやすくなっています。シンガポールはマレーシアと比較すると物価が高く、収入も高い国ですので、旅行者もお金を持っていると踏んでいるからです。人混みはできるだけ避けるようにし、カバンや衣類のポケットには簡単に手を入れられないよう、チャックなど密閉できるものが付いていると安心です。

イミグレーションや飲食店など、自分の身の回りのものから目を離してしまいがちな場面では、常に自分の持ち物を肌身離さず管理するようにしましょう。飲食店でテーブルの上に置いていたスマホが目を一瞬離したすきに置き引きされたということも多く起こっているようですので、日本にいるときと同じ感覚でいると被害に遭いやすいです。

寝ている間に狙われる睡眠強盗

東南アジアで起きやすい犯罪のひとつとして、睡眠強盗があります。睡眠強盗とは、観光地等で知り合った現地人と意気投合し一緒に食事などに行くと、食べ物や飲み物に睡眠薬を混ぜられ、意識が遠のいているうちに財布や携帯などの貴重品が盗られてしまう犯罪です。海外旅行では基本的なことですが、全く知らない人と一緒に食事をするようなことは避けたほうが安心と言えます。相手の身元が分かっている場合などに限定したほうがいいでしょう。

タクシーでの料金トラブル

ジョホールバルまでのアクセス手段のタクシーですが、乗車料金でトラブルになってしまうことがあります。特に自家用車をタクシーとして運行していて、タクシー事業の車両として認可されていない「白タク」には要注意です。言い値で納得して目的地まで行くと、言い値とはかけ離れた法外な料金を請求されてしまうことがあります。

タクシーを選ぶ際の注意点としては、制服を着用し身だしなみがきっちりしている、タクシー会社に所属しているドライバーを選ぶようにするといいでしょう。また、料金メーターを使ってもらうようにし、言い値での料金交渉をしないようにすると安心です。

マレーシアのジョホールバルに到着しましたら存分に満喫しましょう。シンガポールに近いジョホールバルではシンガポールと違う文化や雰囲気も体験できます。ここではおすすめのジョホールバル観光スポットを紹介して行きます。

【定番観光】スルタンイブラヒムビルディング

ジョホールバルのシンボル的建造物で、現在はジョホール州政府庁舎として利用されていますが、太平洋戦争時には司令部として使用されていました。観光客にはよく知られた存在ですが、実は普段は中に入れませんので、外周辺からその姿を楽しみます。

住所:Jalan Bukit Timbalan、80000 Johor Bahru

【定番観光】スルタンアブバカールモスク

青い屋根と白い壁が印象的な建物はスルタンアブバカールモスクという名前のモスクで、マレーシアで最も美しいモスクのひとつとされています。スルタンアブバカールモスクは大きな建物で、広い礼拝堂があるため、なんと1度に2000人もの信者が中に入れます。開館時間は9時〜17時、観光客も礼拝堂の中に入れますので、じっくりとモスクの美しさを体感できますが、金曜日の12時〜15時は礼拝の時間とされているため、中に入ることができません。

また、モスクは神聖な場所ですので、服装に注意が必要です。基本的には肌の露出が禁止されていますので、半袖や短パン・スカートなどの着用は場に相応しくありません。長袖と長ズボン・ロングスカートを着用し、女性の場合はスカーフやストールなどを持っていると体のラインを隠したり、髪の毛を隠したりできますので、なお適切な格好となります。

モスクでは服やスカーフの貸し出しは行っていませんので、仮にモスク入場に相応しくないと判断されれば、入場することができません。スルタンアブバカールモスクはジョホールバルの中でも人気の観光スポットですので、観光前に服装等チェックし、モスク内部の鑑賞を楽しんでください。

  • 住所:Masjid Sultan Abu Bakar, 80000 Johor Bahru

【定番観光】スリラジャカリアマングラス寺院

ここはグラステンプルと呼ばれるビンドゥー今日の寺院で、世界中のグラス寺院で最も古い歴史を持ち、マレーシアではここだけとなっています。寺院内の内装は豪華絢爛で旅行者の目を一瞬で引くほどの美しさです。ジョホールバルの観光スポット中でも特徴的で訪れる価値のある寺院ですので、必見です。

【定番観光】マレー民俗村

マレーシアの文化を手軽に体験できる施設といえばマレー民俗村です。ろうけつ染のバティックペインティングや、南国では欠かせないココナッツの殻割り、マレーシアデント舞踊などありとあらゆるマレーシア文化に触れることができます。

せっかくマレーシア旅行だからマレーシアにはどんな文化があってどういう生活をしているか知りたい!という方には特におすすめきるスポットです。マレーシアの民芸品のお土産も販売されていますので、友人への手土産に悩んでいるなら立ち寄る価値はあります。

  • 住所:33A Jalan Petaling, Kawasan Perindustrian Larkin, 80350 Johor Bahru

【定番観光】スルタン王宮博物館

近代ジョホールの父と呼ばれているスルタンアブバカールが建造した建物で、ジョホールバルで人気の観光スポットとなっています。1886年の建造以来使用されてきた家具や衣装、調度品などが所狭しと展示されている博物館です。スルタン王宮博物館の庭園からはジョホール海峡を眺めることができるなど、景観のよいスポットです。

  • 住所:Taman Istana, 80000 Johor Bahru, Johor

【おすすめ】柔怫古廟・新山華族歴史文物館

マレーシアは多民族国家で、周辺の国から様々な文化が持ち込まれていますが、中国系の文化が垣間見れるスポットが柔怫古廟(ジョホールバルオールドチャイニーズテンプル)です。5つの地域の神々を祀っているため、華人たちの心の拠り所として重要な建造物となっています。140年以上の歴史を持つ「遊神」という行事は、毎年の旧正月に行われます。この時期にジョホールバルを訪れる際に、ぜひ柔怫古廟へ足を運んでみてください。

  • 住所:Jalan Trus, Johor Bahru

他にも中国系の観光スポットとして新山華族歴史文物館という資料館があります。ジョホールバルは中国語で「新山」と称されており、資料館の名称にも使われています。ここでは中国系の人々がどのようにマレーシアに渡ってきたのかを示す資料が展示され、ジョホールバルにどう影響してきたかを知れる貴重な観光スポットです。

  • 住所:No.42, Jalan Ibrahim, Johor Bahru,

【おすすめ】オーキッドバレー

ジョホールバルのオーキッドバレーには約80種類ものランが栽培されており、世界最大級のラン植物園となっています。園内は広大で散歩がてらの鑑賞が楽しめますので、お花好きな方は是非訪れてみてください。

  • 住所:Batu 19, Jalan Pontian Kangkar Pulai, Johor, 81110 Johor Bharu

【おすすめ】ジョホールバル動物園

東南アジアで動物園といえばナイトサファリが有名なシンガポール動物園ですが、ジョホールバルにもジョホールバル動物園があります。アジアもっとも古い動物園の一つであるジョホールバル動物園の大きな魅力の一つに入園料の安さがあり、2マレーシアリンギット(日本円にして約60円)しかかかりません。お隣のシンガポール動物園ではチケットの種類によって値段が異なりますが最低価格が日本円で約2500円ですので、ジョホールバル動物園の40倍以上の値段となっています。

入園料が安いだけでなく、オランウータンやラクダ、マレーバクやマレートラなど、マレーシア由来の動物を見ることがきます。手軽に日本とは違う動物がいるジョホールバル動物園にも足を運んでみてください。

  • 住所:Jalan Seri Belukar Taman Istana, 80000 Johor Bahru

【おすすめ】ジョホールバルシティスクエア

ジョホールバルのランドマーク的な存在がジョホールバルシティスクエアです。マレーシアを代表するような店舗がずらりと入ったショッピングモールで、若者に人気のブランドや、マレーシア初のブランドショップなどもあります。

ローカルフードが買えるショップや小腹を満たせる飲食店など多種多様ですので、観光をして一息つきたいなと思ったら立ち寄ってみてください。マレー鉄道のジョホールバル駅が隣接していますので、鉄道の待ち時間の時間つぶしとしても最適です。

  • 住所:Lot J3-12A, Level 3 Square Shopping Mall 108, 106, Jalan Wong Ah Fook, 80000 Johor Bahru, Johor, 

【定番観光】Pasar Malamのナイトマーケット

ジョホールバルで1泊以上するならナイトマーケットへ出かけてみませんか。東南アジアならではとも言えるナイトマーケットの雰囲気を味わえると、海外旅行に来たなという実感も出てきますし、マレーシアならではのお土産や食べ物にも出会うことができます。

出店のお土産はどれも安く手頃に手に入りますので、会社や友人へのお土産はナイトマーケットで一気に解決できるでしょう。ナイトマーケットはごちゃごちゃとした雰囲気で人の往来も多いため、観光客を狙ったスリや、同行者とはぐれないようにだけ注意しておくと良いです。

【おすすめ】レゴランドマレーシア

日本でも愛知県にレゴランドジャパンができて話題になりましたが、実はマレーシアにもレゴランドがあります。レゴランドマレーシアは2012年にこのジョホールバルにオープンし、翌年には世界中のレゴランドで最大級となるウォーターパークもオープンしています。

レゴランドは比較的小さな子どもをターゲットとしてアトラクションが作られていますので、小学生くらいの子ども連れのご家族であれば十分に楽しむことができるでしょう。レゴランドで遊ぶとなればたっぷりと時間を取りたいので、旅程にもゆとりを持ってシンガポール・マレーシア旅行を計画したいですね。

  • 住所:7, Jalan Legoland, Medini, 79250 Nusajaya, Johor,

ジョホールバル観光まとめ

ジョホールバルは国境の町で隣国のシンガポールからのアクセスも良いことが分かり、また、観光スポットもいくつもあることを知っていただけたかと思います。特に家族旅行で楽しめるようなレゴランドマレーシアやジョホールバル動物園もあります。シンガポール中心部からたったの1時間で国境を越えて、また違う雰囲気を楽しめるのですから、シンガポール旅行を考えている場合でもぜひジョホールバルを目的地に加えてみてください。きっと旅行の楽しみ方の幅が広がります。

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