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ドイツの国境に近いフランス北東部の地域「アルザス」の観光スポットを紹介!

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フランスで一番小さな地方である「アルザス」は、まるで絵本の中から飛びたして来たような可愛い街並みが残る素敵な地域♪アルザスには、中心地である都市「ストラスブール」や、カラフルな家並みが可愛らしい「コルマール」、かつての産業革命の中心都市でありヨーロッパでも指折りの技術系博物館がある「ミュルーズ」の、主に3つの町があります。 それぞれ個性豊かな3つの町にある、押さえておきたいおすすめ観光スポットを紹介致します。

アルザス地方ってどんなところ?

西はボージュ山脈、東はライン川、南北はスイス・ドイツとの国境に接する、南北に細長いアルザス地方。山と川に恵まれ自然豊かな環境にあるアルザスは、どんな場所なのでしょうか?アルザス地方に関して簡単にご紹介させて頂きます!

アルザス地方がある場所

アルザス地方はフランス北東部にある、フランスの中でも一番小さな地域です。ヨーロッパの中心という恵まれた場所にあり、スイスやドイツと国境を接しているため、隣国からもアクセスしやすいのが特徴!ドイツのフランクフルトやスイスのチューリッヒからも近くて簡単に行けるので、日帰りで観光もできちゃうんです♪

アルザス地方の歴史

アルザス地方は元々ドイツ語文化圏に属していました。しかしフランスとドイツの間で何度か戦争があり、戦争の度にアルザス地方はドイツ圏になったりフランス圏になったりを繰り返していたのです。何度か繰り返された戦争の末、今ではフランス圏となっています。その歴史的な背景から、両国の色が出ているのがアルザス地方の特徴なんです!

アルザス地方ではワインと美食が人気

アルザス地方の西に位置するボージュ山脈の山麓には、アルザスワインを産出する美しい村々が広がっています。またアルザスは美食の街でもあります。ソーセージやハム、チーズなどが特産品となっていて、アルザスワインと一緒に美食をいただくと最高の味わいが楽しめます。

アルザス地方で訪れたい人気観光スポット10選!

アルザス地方にはどんな観光スポットがあるのでしょうか?魅力のある町や城など紹介しきれないほどありますが、ここでは10カ所に絞ってご紹介していきます!

①世界遺産ストラスブール

アルザス地方の中心都市・ストラスブール世界遺産にも登録されているこの街は、歴史的な木組みの建物や中世の面影を残す美しい街並みの旧市街地!ランドマークとして親しまれている「ノートルダム大聖堂」、100年以上の歴史を持つ「アルザス博物館」、ボートで市内の見どころを周るイル川の遊覧船、可愛らしい木組みの建物が集中する地区「プティット・フランス」など、魅力いっぱいの世界遺産の街です。

②芸術の街コルマール

ストラスブールから南へ約70kmの場所にあるコルマール。パステル調の家並みが可愛らしいコルマールは、ディズニー映画「美女と野獣」やジブリ映画「ハウルの動く城」などの舞台とされています。

ドイツとの国境に位置することから、旧市街にはドイツ風の木骨組みの家が建ち並びます。フランスでありながらアルザス地方特有のドイツらしさを残したコルマールは、中世の趣きを残す美しい街なんです♪

③アルザスワインの真珠・リクヴィル

30分ほどで周れてしまう小さな村でありながら、ヨーロッパ各地から毎年200万人もの観光客が訪れる人気の町、それがリクヴィルです。人気の理由は、色とりどりの木組みの建物が並ぶ風景。パステルカラーの淡い色味の建物だけでなく、ビビッドな黄色や青の建物もあり、これほどバラエティ豊かな色彩に富んだ街は世界中探してもめったにお目にかかれません!

④産業の街ミュルーズ

アルザスの南部、スイス国境に近いミュルーズは19世紀には工業都市となり、産業革命の中心都市のひとつとして発展してきました。自動車や鉄道といった乗り物をテーマとした博物館や、プリント生地博物館など、博物館や美術館が多いことでも知られています。

⑤世界最大のミュルーズの自動車博物館

モータースポーツ発祥の地であるフランス。ミュルーズにあるこの「フランス国立自動車博物館」は、7000平方mの館内に名車が並ぶ世界最大の自動車博物館です。「ルノー」「プジョー」「シトロエン」などフランスの自動車メーカーをはじめとし、「メルセデス・ベンツ」などのドイツ車、「フェラーリ」「アルファロメオ」などのイタリア車も数多く所蔵されていて、その様子は壮観です。

英名 MUSEE NATIONAL DE L’AUTOMOBILE DE MULHOUSE
住所 192 Avenue de Colmar, 68051 Mulhouse
電話 +33 3 89 33 23 23
営業時間 10:00〜18:00(冬期は10:00~17:00)
定休日
HP http://www.citedelautomobile.com/

⑥アルザス地方屈指の古城オークニクスブール城

ボージュ山脈の標高755メートルに位置するオークニクスブール城。城内には井戸も何箇所もあり、大砲なども展示されていたり、ワイン蔵部屋などもあり、敵から守るための工夫が随所にみられ、城に住んでいた人の苦労などが伝わってくる建物です。

英名 Chateau du Haut-Koenigsbourg
住所 Koenigsbourg Castle 67600 Orschwiller、Alsace、France
電話 +33 3 69 33 25 00
営業時間

1月2月、11月12月は9:30〜12:00、13:00〜16:30/3月、10月は9:30〜17:00/4月5月、9月は9:15〜17:15/6月〜8月は9:15〜18:00

定休日 1月1日、5月1日、12月25日
HP http://www.haut-koenigsbourg.fr/fr/

⑦アルザス・ワイン街道

アルザス・ワイン街道は、アルザス地方を北から南へ、近隣のブドウ畑を縫うように全長170km以上にわたって続いています。街道沿いには、ブドウ畑だけでなくヴィンシュタブと呼ばれるアルザスならではのワイン居酒屋、セラーが軒を連ねており、独特の街並みが訪れる人を魅了しています。

⑧クレート街道

クレート街道は、ヴォージュ山脈の山々を結ぶ街道です。約73kmの道のりの途中には、美しいアルプスの山々の景色のほか、自然豊かな山の草や花に出会うことができます。素晴らしい景色をゆっくりと楽しみ、湖や森の合間でハイキングをするのがおすすめです。

⑨農家の村エコミュゼ・ダルザス

エコミュゼ(Ecomusée)とは、エコロジー(生態学)とミュゼ(博物館)とをつなぎ合わせた造語。エコミュゼはフランス各地に50ヶ所ほどありますが、アルザスのエコミュゼ・ダルザスは、村や森や畑を含む100haの広さを持ちます。その規模はフランス最大であり、ヨーロッパ最大規模でもあるのです!

⑩ウンターリンデン美術館

1232年に建てられたドミニコ派修道院を改修し、美術館になったのは19世紀になってからのこと。ウンターリンデン美術館では、中世末期からルネサンス期までの絵画や彫刻が展示されています。特にドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」を一目見ようと世界各地から多くの人が訪れます。

英名 Musee D’Unterlinden
住所 1 Rue D’Unterlinden, 68000 Colmar
電話 +33 3 89 20 15 50
営業時間 9:00〜18:00(5月1日~10月31日)、9:00~12:00・14:00~17:00(11月1日~4月30日)
定休日 11〜4月の火曜日、1月1日、5月1日、11月1日、12月25日
HP http://www.musee-unterlinden.com/

アルザス地方の気候

フランスはヨーロッパの穏やかな気候のイメージがありますが、アルザス地方は夏と冬の気候が激しい地帯!期間は短いですが7〜8月の夏に30度を超える暑い日が続く日もありますし、冬は厳しい寒さで雪も降る場所です。

旅行で気になる年間雨量はというと、ヴォージュ山脈が雨雲を止めてくれることから雨は極めて少ない地域。そのかわり日射量が多いので、夏は暑い日差しに気をつけましょう!町には暑い日に飲むと美味しいフレッシュフルーツジュースを提供するカフェなどがあるので、暑い日でも楽します!

さらに注意したいのは、冬の寒さが厳しいところ。寒さ対策のために、ダウンジャケットや手袋、マフラーなどの防寒具があると心強いです! ベストシーズンは気候的に暑くもなく寒くもなく過ごしやすい5月〜9月。しかしクリスマスシーズンのアルザス観光も素敵なので、イベントに合わせて旅行計画を立ててみてください♪

アルザス観光の際の注意点

知らない土地に行くときは不安がつきもの。事前に注意点をチェックして不安を取り除いておきましょう!

アルザス地方で使われている言語

フランス、ドイツ、スイスの国境地帯に属しているアルザス地方は、使われている言語も様々。大きく分けて「アルザス語」、「ドイツ語」、「フランス語」の3つの言語が存在します。

全ての言語を知っていることに越したことはないですが、現在のアルザスは圧倒的なフランス語社会であり、アルザス語は衰退の一途をたどっているので、フランス語がわかれば不便はしません。またホテルや観光地であれば英語が通じるので心配はないでしょう。

アルザス地方の治安

日本に比べると多少の治安の悪さが歪めませんが、中央都市であるストラスブールは比較的治安が良い地域です。しかし観光客が集まるノートルダム大聖堂ではスリが多発しているので、写真を撮る際などは注意しましょう!

アルザス地方への行き方

何度か述べているように、アルザス地方は各国境に面しているので、いろいろな国からアクセスできるのがすごいところ!旅程に合わせて選ぶことが可能です。

近隣の空港

アルザス地方の中心都市ストラスブールから近い空港は以下になります。

  • ミュールーズ市街地より南東に約25kmはなれた「バーゼル・ミュールーズ・フライブルク空港(ユーロエアポート)」
  • ストラスブール市街地より南西に約10kmはなれた「ストラスブール国際空港」
  • ドイツ南部のライン川沿いに位置する空港「カールスーイエ・バーデンバーデン空港」
  • ドイツ南西部に位置するドイツ最大規模の国際空港「フランクフルト空港」
  • スイスの中心都市チューリッヒにある国際空港「チューリッヒ空港」

日本からの直行便があるのは、フランクフルト空港、チューリッヒ空港のみです。

ヨーロッパ主要都市からのアクセス

ヨーロッパの主要都市から、アルザス地方の中心都市ストラスブールへの所要時間が以下になります。

▶︎フランス・パリから→鉄道で約2時間15分
パリにあるフランス国鉄の主要ターミナル駅の一つ「パリ東駅」から高速鉄道TGVで乗り換え無し1本でストラスブールへ行けます。

▶︎ドイツ・ミュンヘンから→鉄道で約4時間
ミュンヘンにある一番大きい駅「ミュンヘン中央駅」から高速鉄道ICEに約2時間半乗車し「マンハイム中央駅」へ。高速鉄道TGVに乗り換えて約1時間半乗車後、ストラスブールに到着です。

▶︎ドイツ・フランクフルトから→鉄道で約2時間
フランクフルトにある一番大きい駅「フランクフルト中央駅」から高速鉄道ECEに約1時間乗車し「カールスルーエ中央駅」へ。高速鉄道TGVに乗り換えて約40分乗車後、ストラスブールに到着です。

▶︎スイス・チューリッヒから→鉄道で約2時間30分
チューリッヒにある一番大きい駅「チューリッヒ中央駅」から急行列車IRに約1時間乗車し「バーゼルSBB駅」へ。快速列車TERに乗り換えて約1時間半乗車後、ストラスブールに到着です。

国境を越える際はパスポートの確認等、特に何も必要ないので安心してください。

様々な文化が混ざった場所、それがアルザス地方

領土問題で争いがあったことにより現在でも文化が混ざり合っているアルザス地方。主要都市からは少し離れていますが、わざわざ時間をかけてでも観光で訪れたい場所、それがアルザス地方です。名物のアルザスワインや美食を堪能してお腹を満たしつつ、世界的に珍しい博物館や美術館に入り浸ってみたり、映画や絵本にでてきそうな世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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