【2018】ロンドンの治安を徹底解説!正しい知識で楽しい旅行にしよう★

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イギリスの首都ロンドン。バッキンガム宮殿や世界遺産であるロンドン塔など観光する場所が多く、毎年多数の旅行者が訪れています。

海外旅行で必ず気になるのが治安。日本は安全な国と言われているので他国に比べると海外旅行における危機管理能力が薄いことも…。

この記事では2018年のイギリス・ロンドンの治安情報と共に注意する点について徹底的に解説します。覚えておきたいロンドンの犯罪から、被害を受けないために身を護る自己防衛策など、正しい知識さえしっておけばトラブルに巻き込まれる可能性をぐっと下げることができます。特に初めてロンドンに行くロンドン初心者さんは必見です!

【2018年】ロンドンの治安について


ロンドンのあるイギリスは他のヨーロッパ諸国と比較すると治安が良いと言われています。特にロンドン市内は街の至る所に隠しカメラが設置されているので、他の都市部から比べても防犯意識の高い街だといえます。

しかし、有名な観光地が多数あることから、旅行者も多く観光客をターゲットにした軽犯罪が発生しているため充分に気を付ける必要があります。

ロンドンの治安が悪化してるって本当?

英国政府による恐縮財政の影響により、2009年から警察官の人数が16%削減されました。このことにより以前より治安が悪くなっていると言われていますが、自己防衛対策をしっかりとしておけば比較的安心して過ごせます。

状況別ロンドンの治安情報

ロンドンの治安といっても場所や状況によって様々です。ここでは各状況の治安について紹介します。

公共の交通機関に関する治安について

ロンドンの観光地を巡るのにとても便利な交通機関。観光するときに主に使われる地下鉄とバスの治安について説明します。

地下鉄


ロンドンの地下鉄は、大きく分けて12本の地下鉄が走っており、数分おきに運行しているため移動するには非常に便利です。

特別気をつける路線などはありませんが、全体的に注意したいのが「スリ、ひったくり」です。

座る場所がないと立ってしまいがちなドア横のスペースは、物を盗ってすぐに逃げることのできる場所であるため、スリやひったくりの標的になりやすい場所です。混雑していても、できるだけ中に入るようにしましょう。

注目ポイント

2人以上で移動している場合は、お互いに向き合って荷物の監視をし合うというのも狙われないためのいい方法です。

また、深夜まで運行している路線もありますが、深夜の乗客は少なく、駅員もほとんどいないため、よほどでない限り利用するのはやめましょう。

バス


ロンドンはバスもとても便利です。値段も安いので、ロンドンに住んでいる人はバスしか使わない人も多くいます。

ロンドンバスのイメージでもある2階建てのバス。景色も良く2階へ行くのは問題ありませんが、ドライバーから一番遠い席となる2階の一番後ろは避けるようにしましょう。

また、2階へと行く階段が急なので転倒しないように注意!階段に立つことや座ることは禁止されているので気をつけましょう。

注目ポイント

夜に乗車する場合は、2階へは行かず、なるべく1階のドライバーから近い席に座るようにしましょう。

便利なオイスター・カード

ロンドンにも日本のSuicaやICOCAのようなICカード「オイスター・カード」が存在します。

プリペイド式なので予めチャージして券売機付近においてあるプラスチックのパスケース(無料)に入れておけば、改札口にカードをタッチさせるだけなのでお財布を出さずにすみ、スリ対策にもなるのでおすすめです。

ロンドン街中の治安について


ロンドンの街はテムズ河を拠点に、北側エリアは比較的治安がよく、南側に行くほど治安はあまりよくないと言われています。
治安が良いとされているエリアでも、一本裏の道を行くと人気がなく犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるので、できるだけ明るく人通りのある道を歩くようにするのが無難です。

ロンドンの街中全域で気をつけたいのが「携帯電話(スマホ)のひったくり」です。近年、地図はMAPアプリ、写真撮影はカメラアプリなどスマホで完結するのでスマホを手に持ったまま移動したり、歩きスマホをしたりという姿が多く見られますが、この行為はとても危険です。

スクーターや自転車など背後から近づき、追い抜きざまにスマホをひったくっていくという被害が相次いで報告されています。残念ながら盗られてしまったスマホは手元に帰ってくる可能性はほとんどないので、できるだけ鞄から出さないようにしましょう。ストラップをつけて首からかけておくのも防犯対策の一つです。

ロンドン観光地に関する治安について

日本の観光地では、観光客に対しての犯罪をあまり見かけませんが、海外では観光客をターゲットにした犯罪が多数あります。ロンドンも例外ではなく、観光客をカモにする犯罪が報告されています。

食事をするときなど荷物や上着で場所取りをするのはやめましょう。ロンドンで同じことをすれば、席に戻ってきたときには全て盗られてしまっていて何もないという状況になることも。2人以上その場にいる場合は、必ず一人が荷物を見ておくようにしましょう。

ロンドンで起きやすい事件3選


実際にロンドンでよく報告されている観光客をターゲットにした犯罪について紹介します。

スリ・置き引き

海外旅行で最も多いのが「スリ・置き引き」です。ロンドンでも他人事ではなく、観光者のスリや置き引きの被害が報告されています。一人の人に話しかけられ対応している間に、別のもう一人が財布を盗む。といったように、グループでの犯行がほとんどです。男性だけではなく少女のグループで狙ってくることもあります。親切に見えても安易に信用してはいけません。

特に交通機関での移動中や観光地が集まる地域では注意が必要です。

また、自分の目の前でも手から離した状態で荷物を地面に置いていると、一瞬の隙きを狙って置き引きされることも。自分の荷物は必ず肌身離さずに持ち歩くようにしましょう。

レストランやトイレ、ホテルのロビーなどでは気が緩みやすくつい放置してしまいがちなので注意が必要です。

ひったくり

カバンごと持ち去るひったくりはもちろん、近年ではスマホのひったくり被害も増加しています。ひったくりも一人よりもグループで狙ってくることが多く、2人乗りをしているバイクで一人が運転、一人が実行犯になってひったくりをします。

カバンからスマホを取り出した瞬間や、写真撮影で自撮りをするために腕を伸ばしている時など状況は様々ですが、スマホを出していることの多い街中では十分に気をつけましょう。

ぼったくり(過剰請求)・詐欺

“観光地で誘ってきた人と一緒に写真撮影したらお金を請求された…。”

海外のぼったくりあるあるですが、ロンドンにも存在するので安易に人を撮影したり、一緒に記念写真を撮らないよう気をつけてください。

また、最近ではキングスクロス・セント・パンクラス駅付近にて、ニセ警官に扮装しクレジットカードの提示を求めさらに暗証番号を聞き出し、不正利用される詐欺被害が報告されています。
日本でもよくある詐欺の手口なので、一見引っかからなさそうに見えますが、詳しくない土地の「警察」という身なりについ言うことを聞いてしまいがちです。

実際に警察官がクレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはないと日本大使館からも注意が促されているので、万が一声をかけられた場合は周囲の人に助けを求めましょう。

イギリスのテロ事件・ロンドン治安への影響は?

イギリスでは2017年、3月にウエスト・ミンスター、5月にマンチェスター、6月にロンドンブリッジ、9月に地下鉄ディストリクト・ラインがパーソンズ・グリーン駅と計4回のテロ事件ががありました。ここでは2017年に起きたテロの概要と現在の様子について紹介していきます。

ウエスト・ミンスターのテロ概要

【日時】3月22日

【内容】ウエストミンスター橋で車に乗った男が歩行者に突撃。その後ウエストミンスター宮殿の庭に侵入し警察官を刺殺

【死負傷者】死者:5名 負傷者:約50名

マンチェスターのテロ概要

【日時】5月22日

【内容】アメリカの歌手である「アリアナ・グランデ」のコンサートが行われていたマンチェスターの会場にて自爆テロが発生

【死負傷者】死者:22人 負傷者:205名以上

ロンドン・ブリッジでのテロ概要

【日時】6月3日

【内容】ロンドンブリッジで車が歩行者に突撃。その後ナイフを持った男3人が散らばり多数の人を刺す

【死負傷者】死者:8名 負傷者:48名

地下鉄での爆発テロ概要

【日時】9月15日

【内容】地下鉄ディストリクト・ラインがパーソンズ・グリーン駅に停車中、車内にて爆弾が爆発。

【死負傷者】死者:なし 負傷者:30名

2017年に集中したことから一時、イギリスのテロ脅威レベルが最高レベルに引き上げられましたが、現在は最高レベルの一つ下のレベルに引き下げられています。

2018年10月現在イギリスでのテロ報告はなく、日本政府が出している危険情報も一番危険度が低いレベル1よりも安全と評価される色なしに分類されています。今後もテロの影響が100%無いとは言いきれませんが、それはロンドンに限ったことではありません。渡航前には外務省の海外安全ホームページを確認するようにしましょう。

ロンドンの治安は子連れでも大丈夫?


ヨーロッパの中でもロンドンは治安が良いとされているため、子連れでも問題ありません。

ロンドン交通博物館やテムズ川クルーズなど、子供におすすめの観光スポットや公園などもあるのでプランさえ間違えなければ子供も十分に楽しめます。

しかし、いつ犯罪に巻き込まれるか分からないので、絶対に目を離さないように気をつけましょう。

ロンドン市内で治安を気を付けるべきエリア


ここではロンドンの危険エリアについて紹介していきます。何がどう危険なのかしっかりと抑えておきおきましょう。

バッキンガム宮殿

イギリスの中でも有名で定番の観光地である「バッキンガム宮殿」。基本的にガイドブックに載っている観光地は安全だと言われていますが、その人の多さからスリや窃盗犯が観光客に紛れている可能性も高くなります。観光する際にはカバンは必ず身体の前で持つようにしましょう。

Brixton(ブリクストン)

ロンドンの中でも特に治安が悪いと言われているエリアです。麻薬やドラッグの密売が頻繁に行われているので駅構内やバス乗り場付近でドラッグを使用した状態の人がいることも。

人気のクラブがあり、ガイドブックにも掲載されているエリアではありますが、夜は特に危険なのでできるだけ行くのは避けましょう。もしどうしても行きたい所がある場合は、タクシーで移動することをおすすめします。

King’s Cross(キングスクロス)

人気映画「ハリーポッター」のホグワーツヘの始発駅として有名な観光地です。しかし実は、夜は酔っ払いが多く一昔前は治安が悪いことで有名でした。

現在は大分改善され、マフィアなどを見かけることはありませんが、いまでもスリや詐欺タクシーなどが多発している地域なので十分な警戒が必要です。観光するならお昼がおすすめです!

より快適にロンドン旅行を楽しむための自己防衛策


犯罪に巻き込まれないためには自己防衛対策をすることが一番です。ここでは海外旅行時の基本的な自己防衛策を紹介します。

  • 盗難された時に対応するためにパスポートのコピーを持っていく
  • 鞄は必ずチャック付きのショルダーバックを選び、服の内側にくるように持つ
  • 移動中の電車やバスでは居眠りしない
  • 高価な物は身につけない
  • レストランやカフェで、鞄は常に膝の上に置いておく
  • ダミー財布を用意しておく
  • 物乞いは子供であっても絶対相手にしない
  • ATMは利用しない
  • スマホ(携帯電話)は肌身離さず持っていること!(カフェのテーブルにも置かない!)
  • 親切にされてもすぐに人を信用しない

きちんと対策すれば楽しい旅行に!

ロンドンはヨーロッパの中でも治安が良く、正しい治安の知識さえ持っていれば安全に過ごすことができます。被害を受けにくくする一番の方法は「私は注意しています!」と周りにしっかりと防衛対策をアピールすることです。犯罪者は警戒心を持っている人と感じる人にわざわざ近づくことはないので、しっかりと対策をしたらあとは無駄に怖がる必要はありません。ロンドン旅行を思いっきり楽しみましょう!

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