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北京で英語は…ほとんど通じない!けど大丈夫。旅行で役立つ言葉解説

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週末旅行でも気軽に行くことができる中国・北京。14億人という世界の総人口の約2割を占める人々が暮らす国の言葉は一体どのような状況なのでしょうか。

本記事では、北京旅行をする際に最も重要なコミューニケーションの方法、言語について解説します。中国・北京で世界共通言語の英語は通じるのか?北京・上海・台湾・香港での使用言語は異なる?など、お役立ち情報をまとめました。北京旅行に興味がある方は必見です!

北京で世界共通言語《英語》は、あまり通じない。

北京には興味があるけれど、言葉が通じるのか?初めて中国旅行を計画されている方は、まず気になりますよね。中国語は全くわからないけれど、英語なら何とか使えるという人も多いはず。

では、北京の共通語はというと「北京語」です。一言でいうならば、北京の街では英語が通じにくいと考えておいた方が良いでしょう。

北京で英語が通じやすい場所《ホテル》

北京で英語が通じやすいのは、ホテルのフロント係やコンシェルジュなど。普段から外国人と接する機会が多いホテルスタッフは、英語を始め語学が堪能な場合が多いというのはどこの国でも共通です。

北京で英語が通じにくい場所《タクシー・ローカルレストランなど》

北京市内で年齢層が高いローカルレストランや商店、タクシー運転手にはほとんど英語を理解する人がいないと思っていた方が賢明です。

北京のレストランでは、メニューの表記は中国語のみだという場合がほとんど。英語で料理名や内容の説明が記してあることは滅多にありません。しかし、ローカルレストランでは英語表記がなくても写真付きのメニューを店内に掲示している場合も多いので、心配しすぎる必要はありません。

北京語がわからなくても、なんとなく漢字で解読できるはず。全くわからない場合には、周囲の人が食べている美味しそうなご飯と同じものをくださいとジェスチャーで伝えてみましょう!

北京のタクシーも基本的に北京語のみ。一方、運転手のレベルを星の数で格付けしている中国最大の国際都市である上海では、4〜5つ星ドライバーになると英語が問題なく通じるとのこと。3つ星以下のドライバーは北京と同様、英語のコミュニケーションは難しいでしょう。

タクシーで英語が通じないことは、日本もしかり中国でも常識です。

北京の移動手段について、詳しくは「大都市《北京》の移動手段をマスター!地下鉄・バス・タクシーまとめ」をご覧ください!

北京でも若者の方が英語が通じやすい!

北京でも世界基準に例外なく若者の方が英語を理解する人が多いという傾向があります。また、中国の地方都市よりも北京では英語が通じ易いのは確か。

しかしながら、外国語の言葉がそのままカタカナに置き換えられることの多い日本と比べて、中国では外来語は中国語に意訳されるので、学ぼうと思わない限りは若者でも英語に触れる機会が少ないと言えます。

北京で英語が通じなくても店員は優しい。

北京では、レストランやお茶屋さんなどで接客業をしている人たちは、思ったよりも私たち日本人観光客に対して気さくに応対してくれるということに驚くかもしれません。

仮に英語が通じず北京語がわからなかったとしても、最近ではスマホの翻訳アプリという便利なツールもありますね。また、困った時には日本人と中国人の共通言語である漢字を使いましょう。

北京で使用されている漢字は「簡体字」と言われ、日本の漢字とは異なりますが、大まかな漢字は通じるので、必要な場合は漢字で筆談をするなど北京の現地人の方とも臆せずコミュニケーションを図りましょう!

北京の言葉「北京語」とは?

さて、ここからは北京の共通言語「北京語」について解説しましょう。

中国人と一口に言えど、14億人が暮らす中華人民共和国という国は、異なる民族が集まった多民族国家です。人口の95%を漢民族が占めていますが、残りの5%は55もの少数民族で形成されています。

そのため、かつては別の地域に住んでいると会話が成り立たないほど、言語に違いがありました。そして当時の意思疎通には言葉の代わりに漢字が用いられていたのです。

やがて中国国内どこへ行っても通じるよう、政府の取り決めで教育現場やテレビ・ラジオなど公共の場では「普通語(プートンホア)」が用いられるようになりました。

注目ポイント

普通語」と「北京語」はしばしば同一のものとされることがありますが、普通語は北京語をベースに作られた公用の言語なので、完全に北京語と同一の言葉ではありません。つまり、北京で話されている「北京語」という言葉は、方言の一種だということ。

北京語は漢民族の言葉である「漢語」に分類されています。他には上海語広東語、福建語、江西語、湖南語、客家語、といった地域ごとの6つの方言が漢語のグループに含まれています。

北京旅行をもっと楽しめる!北京語のフレーズ・単語リスト

英語の通じにくい北京でも旅行を最大限に楽しみたい!という方へ、きっと北京旅行の道中で役に立つ北京語の言葉(単語・表現・フレーズ)をご紹介しましょう。少しでも北京語がわかれば、現地の中国人の対応も違うかも?

挨拶 你好(ニイハオ) こんにちは
返答 是(シー)/ 不是(ブーシー) はい / いいえ
お礼・謝罪 谢谢(シエシエ)/ 不好意思(ブー ハオ イー スー)

ありがとう / すみません or ごめんなさい (英語の “Excuse me” =「すみません」、”Sorry”=「ごめんなさい」の意味で使える)

値段を尋ねる

多少钱?(ドゥォ シャオ チィェン):普通語

多儿钱?(ドゥォ ァー チィェン):北京を含む東北地方訛り

いくらですか? 

※表のうち「値段を尋ねる」の発音のバリエーション(北京を含む東北地方訛り)以外は「普通語」と同じ発音になります。

※参照・引用元:「中国ゼミ」(https://cn-seminar.com/)

北京語の単語・会話表現

続いて、基本的な表現と合わせて覚えておきたい北京語の単語・フレーズはこちら。

下記の表の中でも「我要这个=これをください」「这个/那个=これ / あれ」などは北京での観光や買い物の際に使えると便利なので練習してみましょう。

没问题(メイウェンティ) 問題ありません or 大丈夫です
这个/那个(ジャガ/ナガ) これ / あれ
我要这个(ウォ イャォ ヂァ グァ) これをください
洗手间在哪儿?(シー ショウ ジィェン ザイ ナーァー) トイレはどこですか?
您先来(ニン シィェン ライ) お先にどうぞ 

※参照・引用元:「中国ゼミ」(https://cn-seminar.com/)、「すぐに使える!中国語会話」(https://nanapi.jp/ja/98448)

他にも旅行に役立つ北京語の単語・表現・フレーズは中国語学習サイトや書籍など、様々な言語リソースを北京語学習の参考にすると良いでしょう。

北京観光について、詳しくは「<完全版>北京観光情報ガイド!おすすめ名所・穴場スポット」をご覧ください!

北京・上海・台湾・香港の言語は違う?

中国語のバラエティの豊かさを実感するために、ここでは北京・上海・香港・台湾の4地域を取り上げて解説します。

まず前述の通り、北京で使われている言語は主に「北京語」ですが、上海では「上海語」、香港では「広東語」(+英語)台湾においては「北京語」「福建語(台湾語)」「客家語」の3つが使用されています。

中国を中心とした中華圏では、北京をはじめどの地域でも、学校や職場においては前述の「普通語」の使用が推奨されています。しかし、日常で用いられる言語は主に地元の言葉が中心です。

「上海語」と「広東語(香港)」の特徴

上海周辺の地域で使われている言葉「上海語」は音声言語(音のみで伝承された言語)なので、基本的に漢字での表記はできません発音も独特で、長い文章になればなるほど普通語とは全く異なってきます。

また、香港(その他マカオ、広東省、東南アジアなど)で用いられる言葉「広東語」も、普通語に対して文字(漢字)の違いはさほど大きくありませんが、発音に大きな違いがみられます。

「北京語」は台湾の公用語でもある

台湾では公用の言語として北京語が指定されています。台北台東・花蓮などの台湾東部では日常の中でも北京語が話されています。

一方、「福建語」は台南・高雄・屏東・雲林などの南部、「客家語」北西部に位置する桃園・新竹・苗栗等の地域で主に使用されている言葉です。

注目ポイント

台北の地下鉄アナウンスでは「北京語」→「福建語」→「客家語」→「英語」という言葉の順番で行われており、正に多重言語の国・台湾を象徴しているかのようです。

簡単な現地の言葉を知っていれば、北京旅行はもっと楽しい!

海外旅行では、たとえその国の言葉や言語事情が分からなくても、概ね楽しめるものです。しかし事前に現地の言語を知っておけば、地元に住む人々との交流の機会が増すほか、言葉を通じて歴史や文化への理解も一層深まるでしょう!

また英語以外の新しい言語に触れる体験を通して世界を広げてみてはいかがでしょう?

まずは本記事でご紹介したような易しい北京語の単語・表現・フレーズを覚えることから、北京旅行へ向けた準備を始めてみませんか。

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