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台湾の世界遺産はどこ?台北周辺から穴場観光地まで見どころ解説!

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台湾は親日国ということもあり、旅行に人気の国です。台湾の世界遺産を観光したい方も多いでしょう。しかし、実は台湾はユネスコ非加盟国のため、世界遺産は登録されていません。ユネスコの候補地は現在18箇所、自然遺産候補・文化遺産候補・複合遺産候補の3つです。今回は中でも台北周辺のおすすめ観光地を中心にご紹介していきます。

太魯閣(タロコ)渓谷

まずは、台北周辺の自然遺産から紹介していきます。太魯閣渓谷は、国立公園内にある渓谷で、台湾八景と呼ばれる台湾を代表する名所のひとつ。太魯閣渓谷は、大理石でできた岩盤に川が流れているなんとも美しい渓谷です。太魯閣渓谷は広く、名所が9カ所あります。

太魯閣渓谷の見どころ

太魯閣渓谷の特に見ていただきたい見どころは、長春祠(チャンチュンツー)燕子口(イェンズコウ)九曲洞(キュウキョクドウ)の3カ所です。

【長春祠(チャンチュンツー)】

長春祠は、東西横貫公路の工事で亡くなった人を祀っている場所。太魯閣の入り口付近に東西横貫公路と書かれた門があります。この東西横貫公路の道路を作るために、亡くなってしまった人々を祀った場所が長春祠なのです。長春祠の美しい清流は、芸術的で自然が造ったものとは思えないほど。ぜひ見ていただきたい場所です。

【燕子口(イェンズコウ)】
燕子口は、多くのツバメが巣を作ることから燕子口と名づけられました。大理石の壁に開いている穴にツバメが住んでいると言われています。

【九曲洞(キュウキョクドウ)】
九曲洞は、太魯閣渓谷の中で1番綺麗な景色を見ることができる場所。曲線のトンネルは、建設する際に苦労した場所でその曲線の壁がいくつも造られたことから”九曲洞”という名前が付けられたそうです。

太魯閣渓谷までのアクセス

台湾の東に位置する県”花蓮(ファーレン)”にある太魯閣渓谷。台北からは、自強號という特急電車での移動となります。自強號は3種類あります。

【自強號3種類と所要時間】

自強号 約3時間
・太魯閣号 約2時間
・普悠瑪号 約2時間

自強號は全席指定で運賃は440元。オンライン予約が事前に可能なので、日本から予約するといいでしょう。またクレジットカード決済もできるので便利です(英語、中国語)。花蓮(ファーレン)への観光に訪れる方はとても多いので、旅行約2週間前には予約した方がいいでしょう。

 

大屯山国家公園(陽明山国家公園)

大屯山国家公園の見どころ

大屯山国家公園は、自然があふれるスポット。山や草原、白い色の湖や温泉があります。大屯山国家公園は、国家公園に指定されているので、公園内の自然は守られています。そのため、公園内ではたくさんの野生の動物たちを見ることが可能です。

【チン天崗草原景観区】
チン天崗には、野生の牛が約20頭ほどいます。のほほんとした雰囲気が癒されますね♪可愛い牛ですが、野生の牛なのであまり近づきすぎないように注意しましょう。

【白い湖と温泉がある冷水坑】
白い湖と温泉がある冷水坑は、主要のビジターセンターとなっています。白い湖は、硫黄の成分が光の加減で白く見えるそうです♪温泉は、無料で入浴することも可能入浴する場合は、タオルや着替えなどは用意していきましょう!

また「荷物が増えて大変だなー」と思う方は足湯もおすすめですよ♪ビジターセンターには、日本の大涌谷のような場所”小油坑”もあるのでこちらも見どころです!

【陽明山の花畑】
陽明山は、季節に応じていろいろな花を見ることができます。2月~3月は桜を見ることができ、3月~4月に満開になるカラーという花はとてもきれいですよ♪

大屯山国家公園までのアクセス

大屯山国家公園までの所要時間は約1時間半。台北駅の5番出口付近の忠孝路にあるバス停で陽明山のバスターミナル方面に向かうバスに乗車(260番)します。260番のバスは、15分間隔で運行しているので便利です。

棲蘭山ヒノキ林 馬告生態公園

棲蘭山ヒノキ林 馬告生態公園の見どころ

棲蘭山ヒノキ林 馬告生態公園は、司馬遷神木などの大きな木がある原生林や童話舗道、湖や庭園などもあります。司馬遷神木は、樹齢2,100年のヒノキの木で約14mほどの高さもある木です。その他にも20mや30mほどの高さの木が次々とでてきます。高い木々に囲まれた雰囲気はとても幻想的。たくさんの長生きをしている木々にパワーをもらいましょう!

棲蘭山ヒノキ林 馬告生態公園までのアクセス

棲蘭山ヒノキ林 馬告生態公園までのアクセスは、鉄道宜蘭駅もしくは羅東駅で下車。その後、太平山行きの国光客運バスに乗り換えて土場バス停で降ります。

淡水紅毛城

淡水紅毛城の見どころ

淡水紅毛城は、台北の近くの町”淡水”にあります。淡水は、台湾のヴェネツィアとも呼ばれています。サンセットがキレイにみれる場所としても有名です。淡水は昔、貿易港で栄えていた町。レトロな雰囲気と水の町がマッチしていることから、デートの定番の場所となっています。

淡水紅毛城は、淡水の町の象徴です。淡水紅毛城の中は、現在博物館になっています。入場料は大人80元。敷地内にはイギリスの領事館邸があり、フォトジェニックな場所なので素敵な写真が撮れますよ♪

淡水紅毛城までのアクセス

淡水紅毛城までのアクセスは、MRT淡水信義線で台北駅から淡水駅で降ります。所要時間は、約30分~40分です。淡水駅からは、徒歩約20分。バス(約10分)やタクシー(約5分)で行くことも可能です。淡水紅毛城だけでなく、淡水紅毛城周辺も散策したい方はレンタサイクルもおすすめ♪次に、台北周辺の文化遺産です。

金瓜石集落(新北市)

金瓜石集落の見どころ

金瓜石集落は、”千と千尋の神隠し”のモデルになった場所で有名な九份(キュウフン)から近い場所にあります。金瓜石も九份と同様に鉱山で栄えていました。金瓜石には、日本統治時代の風景が残る場所でもあります。

【日本の雰囲気が残る四連棟】
四連棟は、1930年代の日本統治時代に建てられました。四連棟は、日本人の職員の住居になっていたところです。四連棟の内部を見学することができるので、ぜひ見学してみてくださいね!

【鉱山の中の本山五坑】
本山五坑は、見学できる金瓜石の坑道です。ヘルメットを被って、トロッコのレールのある坑道口から見学していきます。当時の情景が体験できますよ♪

【昭和天皇のために造られた金瓜石太子賓館】
金瓜石太子賓館は、日本古来の釘を使わない伝統的な建築法で造られました。金瓜石太子賓館の見どころは、飾り窓。24枚すべてが工夫されて作られています。その中のひとつには、なんと日本の富士山が!金瓜石太子賓館に訪れたら、ぜひチェックしてみてくださいね♪

金瓜石集落までのアクセス

金瓜石集落までは、バスで約1時間20分ほど。MRT忠孝復興駅の1番出口の前にバス停があります(基隆客運)。そこから金瓜石行きのバスに乗ります。乗換えなどがないのでわかりやすいですね♪

その他、台北からは少し離れますが穴場スポットのおすすめ観光地をご紹介します。

澎湖諸島の玄武岩

澎湖諸島(ポンフー)には玄武岩がたくさんあり、形も様々。自然が作りだした、美しい玄武岩の景色は自然遺産候補にもなっているほどです。

澎湖諸島の玄武岩の見どころ

【台湾のハワイとも呼ばれている澎湖】
玄武岩も美しいのですが、澎湖諸島(ポンフー)の見どころはそれだけではありません。台湾の誇るリゾート地にもなっています。きれいなブルーの海は、透明度も高いです。「本当にここは台湾なの?」と疑ってしまうくらいです!この海からはおいしい海産物も取れるので、ランチやディナーにぜひ召し上がっていただきたいです♪

【大菓葉玄武岩】
大菓葉玄武岩は、地上にあるので船に乗る必要もありません。8mもの高さがあり、千年以上前にできたと言われている大菓葉玄武岩は、実際に触ることもできますよ♪また雨が降った後は、大菓葉玄武岩の前に水たまりができるため、そこに大菓葉玄武岩が写り、人気の写真スポットとなっています。

【青い水が印象的な風櫃洞】
風櫃里の海沿いにある風櫃洞は、柱状玄武岩が波の影響により侵食してできた海蝕洞窟。溝に溜まっている青い水はとても神秘的です。また風櫃濤聲という場所では、洞窟の部分に波が当たると、海水が噴き出すところを見ることができます。

澎湖諸島までのアクセス

澎湖諸島の玄武岩までのアクセスは、飛行機か船です。

【飛行機の場合】
松山空港から馬公(MZG)までは、所要時間約45分ほどとなります。運賃は、往復日本円で約1万円ほど。
※パスポートを忘れないようにしてください。

【船の場合】
高雄または、嘉義から船で行くことも可能です。所要時間は約1時間半ほどとなります。運賃は往復日本円で約3,800円ほど。

蘭嶼のタオ族集落と自然景観

蘭嶼のタオ族集落と自然景観の見どころ

蘭嶼(ランショ)は、台東の南東太平洋にあります。農業と漁業が盛んな場所で、タオ族が住んでいる島。また蘭嶼は、発展途上のため、自然がたくさんあり、魅力的な島です。蘭嶼では、タオ族が昔から住んでいるので今でも昔ながらの伝統的な生活をしている方がほとんど。タオ族の方の邪魔になるような事が無いようにマナーを守って観光しましょう!民宿に宿泊する場合は、サンセットがきれいに見える東海岸がおすすめです♪

【タオ族の象徴であるチヌリクラン】
チヌリクランとは、タオ族が海に出るために使う船。木製ですが、カラフルで可愛らしい船です。タオ族の儀式にも使われます。またチヌリクランは、伝統や禁止事項がたくさんあるため、触らないように気をつけましょう!

【島の動物たち】
蘭嶼(ランショ)には、あちこちでヤギやブタ、イヌやネコなどの動物たちがいます。自然があふれている蘭嶼だからこその光景ですね♪動物たちが、道路に立ち止まってしまう場合もあるので、車やスクーターをレンタルする場合は気をつけて運転しましょう!

蘭嶼までのアクセス

蘭嶼(ランショ)までのアクセスは、飛行機か船での移動手段があります。おすすめは飛行機ですが、それぞれ見ていきましょう♪

【飛行機の場合】
所要時間は約20分、運賃は往復日本円で約1万円ほど。飛行機の場合は、1日5便~6便ほど。定員が17人のとても小さい飛行機です。そのためすぐに予約が埋まってしまいます。航空会社は徳安空港の1社だけで、出発の60日前から販売されるので早めに購入しておくといいでしょう。販売は、オンラインまたは電話です。とても人気なので、オンラインと電話の両方からのチャレンジをおすすめします。

【船の場合】
所要時間は約2時間~5時間。この時間の開きは、太平洋の海の状況により遅れることもあるのでそうです。また乗客の8割は、船酔いで気分が悪くなるなど辛い思いをしている方が多いため、船はおすすめしません。

玉山国家公園

玉山国家公園の見どころ

玉山(ギョクサン)国家公園は、日本の富士山よりも標高の高い山”玉山(ギョクサン)”があります。台湾にある山は標高3,000mの山が200座以上!玉山は、1泊2日でのぼることが可能です。頂上から見た絶景は、息を飲むほど美しいのでぜひ登っていただきたいです。また標高が高いことから玉山に登るには事前許可が必要になります。ツアーではなく、個人で登りたい方はよく注意書きを確認してから申請しましょう。

【混雑せず、安全】
玉山(ギョクサン)の登山をする際、ルールがあります。
それは、玉山にある俳雲山荘の宿泊者のみ登山可能(1日92名まで)
ということです。登山する人数を制限することで、混雑することなく荷物も持ち歩かなくてもいいので安全に玉山に登ることができます。

【玉山の頂上からのご来光】
玉山(ギョクサン)に登るのであればぜひ頂上から見えるご来光を見ていただきたいです。雲海とともに見えるご来光はまさにパワースポットそのもの!日常の疲れやストレスなどが一気に吹き飛んでしまいますよ♪

玉山国家公園までのアクセス

玉山国家公園までのアクセスは、レンタカーかツアーを利用する方がほとんどです。交通機関を利用する場合は、台北から嘉義まで新幹線で約3時間移動し、その後阿里山行きのバスで約2時間半乗り、到着です。

【嘉義~阿里山行きのバス】
1日4便でています。(2017年12月現在)
・9時半
・10時10分
・11時
・13時10分
※バスに乗る前に最新の時刻表を確認しておきましょう。
阿里山ラインAの最新時刻表

世界遺産候補の穴場観光地で、台湾を満喫しよう♩

台北周辺の観光スポットから、穴場な観光スポットまで紹介してきましたが、いかがでしたか?台湾には、世界遺産候補の自然溢れる魅力的な場所が、たくさんあることが分かりましたね♪台湾旅行の滞在日数に合わせて、観光する場所を選ぶといいでしょう。

滞在日数が少ない場合は、台北周辺の大屯山国家公園や淡水紅毛城や金瓜石集落。日数に余裕のある場合は、澎湖諸島の玄武岩や蘭嶼に行ってもいいでしょう!また、台湾旅行を効率的にしたいのであれば、紹介したツアーを組み込んでもいいですね♪定番の台湾旅行も楽しいですが、まだあまり知られていない台湾の世界遺産の候補に行って、台湾を満喫しましょう♪

 

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