絶景の宝庫!ブラジルの人気観光スポット6都市&旅行お役立ち情報
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世界最大の日系移民が多い国とされるブラジルは、親日家が多い国ともいわれています。ブラジルの歴史を紐解くことで、日本とのつながりを感じることができるでしょう。こちらの記事では、ブラジルの歴史や宗教、言語、国民性など、遠くて近いブラジルの魅力について紹介します。
ポルトガルの植民地として知られるブラジルは、どのように独立を遂げたのでしょうか?
もともとブラジル人の祖先は、紀元前8000年頃にベーリング海峡を経由してアジアから渡ってきた人々だといわれています。当時、南米ではインカやアステカなどの古代文明が発展していましたが、距離的に離れていたこともあり、ブラジルの先住民族は独自の社会を形成してきたのです。
しかし、1500年にポルトガル人のペドロ・アルヴァレス・カブラルにその存在を発見されたことにより、先住民族の暮らしは大きく変わることになります。
はじめ、貴金属や染料を手に入れたいポルトガル人は、鉱山の開発や先住民たちと交易を始めようとします。サトウキビの栽培や砂糖の精製にも手をつけ始めた彼らは、次第に先住民や黒人たちを奴隷として労働させるようになり、実質ポルトガルの植民地支配が始まりました。
途中オランダによる支配も行われましたが、オランダは撤退。ブラジルは再びポルトガルの植民地となります。ブラジル南部でダイヤモンドや金の鉱山が発見されゴールドラッシュが起きると、採掘のためにより過酷な奴隷労働が始まりました。
1750年以降は、先住民の奴隷禁止や人頭税の廃止が行われるなど、人道的な政策がとられるようになります。また、アフリカのギニアからブラジルへコーヒーが入ってきたことにより、ブラジルのコーヒー農園が拡大したことに加え、綿花の生産も大規模に行われるようになりました。
1820年になるとポルトガルの王が帰国し、王太子のペドロがブラジルに残されます。ペドロはとても気さくな人物としてブラジル人にも慕われている存在でした。ブラジル人に説得された彼はブラジルの独立を決意し、1822年9月7日にブラジル帝国の皇帝・ペドロ1世となります。
かつて日本政府はブラジルへの積極的な移民政策を打ち出し、多くの人がブラジルへと旅立ちました。ブラジルには今も多くの日系人が暮らしています。
ブラジルといえば、日系人が多い国としても有名ですね。日本ではブラジルへの移民政策を積極的に推進し、1908年以降の100年間で、実に13万人もの日本人がブラジルへ移住したといわれています。しかし、移民の日本への帰国や旧移民の死去、混血による希薄化などを受け、日本国籍を有する移民一世の数は激減しました。そんな中、日本が公認するブラジル移住は1993年まで続いたのです。
2008年は日本人移民100周辺を記念した「日本ブラジル交流年」に制定され、日本とブラジルでさまざまなイベントが開催されました。また、1822年に独立するまでに移住してきた6万人以上のポルトガル人や奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちの子孫も、多様なブラジル社会を形成するメンバーとなっています。
移民政策でブラジルへやってきた日本人たちは、ブラジルの発展のために大きな貢献をしました。そのため、日本人に対して良い感情を持つブラジル人も多く、親日家の国としても知られています。街を歩いていると、日本語で「こんにちは」と声をかけてく人もいるほどです。
ブラジルはアメリカに次いで、世界第2位のキリスト教人口を抱える国です。ブラジルでは、人口の約90%の人が敬虔なキリスト教徒だといわれています。カトリックが約65%、プロテスタントが約22%とされ、それ以外の人は無宗教やイスラム教、土着のアミニズムなどを信仰しています。
しかし、特に若い人の中には信仰離れしている人も見られ、日曜日の礼拝に参加しないという人も増えているようです。
年間を通して暖かい気候に豊かな大自然、美しいビーチのおかげなのか、ブラジル人には陽気で楽観的な人が多いのが特徴です。ニコニコとした笑顔が印象的で、一緒にいるこちらまで陽気な気分にさせてくれるでしょう。オープンでフレンドリーな人が多いので、すぐに仲良くなることができるはず!
また、挨拶のキスやハグなど、日常的にボディタッチが多いのもお忘れなく。日本人ははじめ戸惑うかもしれませんが、ブラジルでは男女の垣根を越えて気軽に行われています。また、マイペースな人が多いため、時間にルーズな人が多いという側面も…。
多様な人種や民族が混ざり合って形成されたブラジルでは、一体何語が話されているのでしょうか?
ブラジルは長い間ポルトガルの支配を受けていたこともあり、現在使用されている公用語は「ポルトガル語」です。しかし、ブラジルで話されているポルトガル語は、先住民やアフリカからの移民たち影響を大きく受けていて、「ブラジル・ポルトガル語」として区別されることもあります。また、先住民の言語は160を超えているといわれ、ブラジルがいかに多様な文化を持つかがわかりますね。
南米のほとんどの国ではスペイン語が話されていますが、ブラジルではスペイン語がほとんど通じません。また、英語に関しても、若い世代の人たちは話すことができますが、年配の人になると話せない人が多いでしょう。ただし、観光地やレストランなどでは問題なく英語で会話をすることができます。
コロニア語とは、戦前、日本人がブラジルへ移住した際に使い始めた言葉だといわれており、ポルトガル語が混ざった日本語のことを指します。日系人が多く暮らすサンパウロ州やパラナ州などでは、今もコロニア語を日常的に使用しているエリアが見られます。日系移民3世ともなると、日本がまったく話せないという人も多く、コロニア語は日系1世もしくは2世の人たちに使われているようです。
旅行先でちょっとした挨拶だけでもポルトガル語で話せたら、お店の人や地元の人との距離をぐっと縮めることができますね。簡単で便利な挨拶表現をいくつか覚えておきましょう。
・Bom dia (ボン ヂーア) =おはよう
・Boa tarde (ボア タルヂ)=こんにちは
・Boa noite (ボア ノイチ)=こんばんは
・Oi! /Olá! (オイ/オラ)=やあ。こんにちは。(気楽な挨拶に)
・Tchau (チャウ)=バイバイ
・Obrigado/Obrigada (オブリガード/オブリガーダ)=ありがとう
・Com licença (コン リセンサ)=すみません
歴史上、日本人との関係が深いブラジル。街中を歩いていると日本語で挨拶されることもあるかもしれません。ブラジル旅行では、さまざまな人種や民族を受け入れてきた懐の深いブラジルならではの、おおらかな空気を感じることができるでしょう。歴史や宗教、言語などブラジルのことを深く知ることで、もっとブラジルが好きになるはずです!魅力あふれるブラジルで最高の旅をしてみませんか?
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