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フランクフルトでアート三昧!必見の美術館・博物館7選

アート・エンターテイメント
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ヨーロッパ旅行で人気のアクティビティといえば、博物館や美術館での芸術鑑賞

ドイツの経済都市・フランクフルトにも、世界的に有名な画家の作品を鑑賞できる美術館から、ピンポイントでコアな展示に特化した博物館まで、内容も規模も違う美術館・博物館が数多く存在しています。

さらにその多くが街の一角に密集しているため、各美術館や博物館の距離が近く、1日で数件を巡ることができるのも魅力的。

この記事では、フランクフルトの豊富な博物館・美術館の中から、観光におすすめの7館を厳選してまとめました!

フランクフルト旅行で見逃せない!2大おすすめ美術館

日本ではなかなかお目にかかれない有名画家の作品を、美術館の常設展示で楽しめるのも、ヨーロッパ旅行の醍醐味のひとつですよね。フランクフルトの美術館でも、フェルメールルノワールなど著名な画家の作品や、有名な現代アート作家の作品など数多くの傑作を鑑賞できます。

ここでは、フランクフルトを代表するふたつの美術館をご紹介します。

フランクフルトの美術館①シュテーデル美術館

フランクフルトの美術館・博物館を語る際に、絶対に外せないのが「シュテーデル美術館(Stadel Museum)」。フランクフルトの銀行家ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルのコレクションをもとに1818年に開館した、ドイツ国内で最も歴史ある美術館です。

シュテーデル美術館では、約3000点の絵画や約600点の彫像など100,000点を超える作品を貯蔵しており、そのコレクション数はドイツ随一。来館者はその膨大なコレクションのなかから、フェルメールルノワールモネといった著名な画家の作品を筆頭に、14世紀から現代までの約700年分約600点の絵画を鑑賞することができます。ちょっとしたアートのタイムトラベル気分が楽しめますね。

シュテーデル美術館で必見の傑作絵画
  • 【カンパーニャのゲーテ】(ティッシュバイン作)
    フランクフルト出身の文豪ゲーテを、親交のあった画家ティッシュバインが描いた作品。
  • 【地理学者】(フェルメール作)
    現存する数少ないフェルメールの作品のひとつ。作品内の地理学者が羽織っている、日本の和服を仕立て直したガウンにも注目です。
  • 【昼食後】(ルノワール作)
    フランス印象派を代表する画家・ルノワール。行きつけのキャバレーの庭での昼食後のくつろいだひと時を切り取った作品です。
  • 【女性理想像】(ボッティチェリ作)
    イタリアの画家・ボッティチェリによる、当時「フィレンツェ一の美女」と評された女性を描いた作品。
所要時間

最短で約2時間。すべての作品をじっくり見たい場合は、半日程度はかかります。比較的人が少なく、静かに作品を鑑賞できる開館時間直後に訪れるのがおすすめですよ。

注目ポイント

シュテーデル美術館は、地下1階・地上3階の4フロア。作品は年代ごとに各フロアに分かれて展示されており、年代ごとに展示方法や部屋の雰囲気を変えるなど、来館者を飽きさせないつくりとなっています。1階には落ち着いた雰囲気のカフェもあり、美術品鑑賞の前後に一休みすることが可能です。

シュテーデル美術館 基本情報
所在地 Schaumainkai 6360596 Frankfurt, Hesse, Germany
営業時間

休館

火・水・土・日

10時~18時

木・金 10時~21時
公式サイト https://www.staedelmuseum.de/en
入場料 大人 14ユーロ~
子供 12歳以下は無料

フランクフルトの美術館②現代美術館(MMK)

フランクフルトのもうひとつの代表的な美術館が、「現代美術館(MMK)」。1981年開館と比較的新しく、三角形の外観迷路のように入り組んだ構造など、有名建築家が設計した建物そのものもモダンアートのような美術館です。

現代美術館では、現代アートのなかでも、ニューヨーク派と呼ばれるジャンルの作品を多く展示しており、アンディ・ウォーホルロイ・リキテンスタインといったポップアートの有名作家の絵画や、オブジェ・写真・広告作品も鑑賞することができます。館内での写真撮影は、入館時に申請する許可制となっているので、ご注意を。

所要時間

最短で約2時間。建物の構造自体は入り組んでいますが、基本的に1アーティストの作品が1部屋にまとめられた分かりやすい展示方法で、見やすいつくりとなっています。

注目ポイント

フランクフルトの金融街にあるタウヌスタワーのワンフロアに、こちらの現代美術館(MMK)の分館「MMK2」があります。MMK2では企画展のみ開催しており、本館で16ユーロの共通チケットを購入した場合は、追加料金なしで入館可能です。

モダン・アート美術館 基本情報
所在地 Domstrasse 10 
60311 Frankfurt am Main
営業時間 休館日
火・木・金・土・日 10時~18時
10時~20時
公式サイト https://www.mmk.art/de/
入場料 大人 12ユーロ~
子供 18歳未満は無料

充実!フランクフルト旅行で人気の博物館5選

フランクフルトで、美術館以上に数多く存在しているのが博物館です。博物館ごとに展示内容のジャンルも幅広く、必ず興味のある展示を行っている博物館が見つかるはず。

ここでは、そんなフランクフルトの数ある博物館から、観光客に特に人気の6つをご紹介します!

フランクフルトの博物館①フランクフルト歴史博物館

フランクフルトの歴史や文化を知るなら、まず訪れたいのが「フランクフルト歴史博物館(Historisches Museum Frankfurt)」です。マイン川沿いにあるこの博物館は、800年前の歴史ある従来の建物に現代建築を繋げるかたちで増築し、2017年にリニュアルオープンしました。

4000平方メートルの敷地に建てられた4階建ての館内には、フランクフルトの歴史に関連する資料を中心に絵画彫刻なども展示され、見応えたっぷり。戦前のフランクフルトを再現した模型では、観光名所のレーマー広場大聖堂の当時の雰囲気や現在のフランクフルトの街との違いを見て楽しむことができます。

フランクフルト旧市街の人気観光スポット・レーマー広場のすぐ近くにあるため、アクセスも抜群。博物館でフランクフルトの歴史を学べば、旧市街の散策もより一層楽しめること間違いなしです。

所要時間

約1~2時間

注目ポイント

館内の無料Wi-Fiを利用すれば、博物館の公式HPのガイドを携帯で見聞きしながら展示を見て回ることができます。館内には子供向けの博物館もあり、ファミリーで楽しめる内容となっています。

フランクフルト歴史博物館 基本情報
所在地 Saalhof 1 (previously Fahrtor 2)
60311 Frankfurt am Main
営業時間 休館日
火・木・金 10時~18時
10時~21時
土・日 11時~19時
公式サイト https://www.historisches-museum-frankfurt.de/
入場料 大人 12ユーロ~
子供 18歳未満は無料

フランクフルトの博物館②ゼンケンベルグ自然博物館

ゼンケンベルグ自然博物館(Senckenberg Natural History Museum)」は、ヨーロッパで最大規模を誇る、世界でも有数の自然博物館。博物館の回りには恐竜の等身大模型が設置され、館内にはティラノサウルストリケラトプスといった大型の恐竜の化石実物大レプリカなど、子供たちも大喜びの展示が豊富に揃っており、特に家族連れの観光客に大人気となっています。

また、フランクフルト近郊には、ドイツ初のユネスコ世界自然遺産に認定された「メッセル・ピット」という化石採掘地域があり、この博物館ではメッセル・ピットで発掘された化石類も多数展示されています。当時の姿をそのまま残した化石の数々は、一見の価値ありですよ。

所要時間

最短で約2時間~。見ごたえのある博物館なので、半日ほどかけてじっくり見て回るのがおすすめです。

注目ポイント

この博物館のもうひとつの見どころは、世界最大といわれる規模の鳥類の剥製コレクション。剥製たちは生息環境を再現したジオラマ風に展示されています。また、ドードーやオオウミガラスなど、既にこの地球上から姿を消してしまった絶滅種の剥製や骨格標本などの貴重な展示物も必見です。

ゼンケンベルグ自然博物館 基本情報
所在地 Senckenberganlage 25, Frankfurt am Main
営業時間 月・火・木・金 9時~17時
9時~20時
土・日・祝 9時~18時
公式サイト http://www.senckenberg.de/root/index.php
入場料 大人(16歳以上) 9ユーロ~
子供 4.5ユーロ

フランクフルトの博物館③ドイツ映画博物館

1984年にオープンしたドイツ初の映画博物館が、フランクフルトの「ドイツ映画博物館(Deutsches Filminstitut & Filmmuseum)」です。この博物館では、誕生から現在に至るまでの映画の歴史や、フィルムや投影機など映画に関わる機材の移り変わりを学べるほか、実際に映画の撮影で使用された衣装小道具を間近で見ることができるなど、熱心な映画ファン以外も楽しめる内容となっています。

特に、実際に撮影で使用された『エイリアン』の模型『ダースベーダー』のマスクは、作品のファンの方にはたまらないはず。館内には本物のオスカー像も展示されており、アカデミー賞のニュースなどでしか見ることのできないオスカー像の実物をまじまじと眺めるという、貴重な体験ができますよ。

所要時間

約1~2時間

注目ポイント

博物館の地下には映画を上映する映画館もあり、連日、過去の名作やミニシアター系、テーマに沿って選ばれた作品など様々なジャンルの映画が上映されています。博物館で歴史や技術を学んでから見る映画は、普段とは一味違う楽しみ方ができるかも?

ドイツ映画博物館 基本情報
所在地 Schaumainkai 41, 60596 Frankfurt am Main
営業時間 休館日
火・水・木・土・日 10時~18時
10時~20時
公式サイト http://deutsches-filminstitut.de/filmmuseum/
入場料 大人 6ユーロ
子供 6歳未満は無料

フランクフルトの博物館④ゲーテ博物館

フランクフルト出身の文豪・ゲーテ。代表作には、小説「『若きウェルテルの悩み』『ヴェルヘルム・マイスターの修行時代』などがあり、ドイツの代表的な作家として世界的に有名です。そんなゲーテが生まれてから青年期までを過ごしたフランクフルトの旧市街にある家が、現在は「ゲーテ博物館・ゲーテハウス(Goethe Museum)」として観光客向けに開放されています。

ゲーテハウスでは、ゲーテが暮らしていた頃の雰囲気を残した家具や古い楽器など、当時の様子を再現して展示。ゲーテの家は裕福であったため、室内の装飾やインテリアが豪華で見応えがあるほか、絵画や書物も豊富で、多感な少年~青年期のゲーテがどのように育ったかを知ることができます。

ゲーテハウスに隣接されたゲーテ博物館では、ゲーテと親交のあった画家同じ時代に活躍した画家の作品、ゲーテゆかりの品々を展示しています。

所要時間

約1時間~

ゲーテ博物館 基本情報
所在地 Großer Hirschgraben 23-25
営業時間 月~土 10時~18時
日・祝 10時~17時30分
公式サイト https://www.goethehaus-frankfurt.de/
入場料 大人 7ユーロ
子供 3ユーロ(6歳以下は無料)

フランクフルトの博物館⑤ドイツ建築博物館

先に紹介した「ドイツ映画博物館」に隣接する「ドイツ建築博物館(German Architecture Museum)」は、その名前の通り、『建築』をテーマに1979年に創設されました。館内には古代エジプトから現代に至るまでの建築様式や歴史などが展示され、建築について幅広く学べる内容となっています。

この博物館の展示の目玉となるのが、様々な年代の代表的な建築物ジオラマで再現されたもの。展示されているジオラマは、フランクフルトの金融街を代表する高層ビル「コメルツバンクタワー」から古代エジプトの神殿まで、時代もジャンルも多岐にわたります。どれも細部まで精密に再現されており、上空など、通常では見ることのできない角度から建築を観察することができますよ。

そして、ドイツ建築博物館は、著名なドイツの建築家によって設計された建物そのものも見どころのひとつ。内部は改装されていますが、4階まで吹き抜けになった天井から差し込む自然光が明るい雰囲気です。

所要時間

約1~2時間

注目ポイント

博物館に併設されたカフェは、モダンなインテリアで明るい雰囲気。マイン川を眺めながら、コーヒーと自家製のドイツ菓子が楽しめます。博物館巡りの途中にホッと一息いれたいときに、おすすめのスポットです。

ドイツ建築博物館 基本情報
所在地 Schaumainkai 43, 60596 Frankfurt am Main
営業時間 休館日
火・木~日 11時~18時
11時~20時
公式サイト http://www.dam-online.de/portal/de/Start/Start/0/0/0/0/1581.aspx
入場料 大人 9ユーロ~
子供 18歳未満は無料

フランクフルトの博物館・美術館が集結!MUSEUMSUFERを散策

博物館や美術館の多いフランクフルトには、「Museumsufer=通称・博物館通り」と呼ばれるエリアがあるのをご存知でしたか?

実は、ここまでにご紹介したシュテーデル美術館・ドイツ映画博物館など9つもの博物館や美術館が、この博物館通りに密集しています。マイン川の南岸に位置する博物館通りは、川に沿って並木道になっており、マイン川を眺めながらゆっくりと散策するだけでも、大変気持ちのいいエリアです。

レーマー広場からも歩いて行けるので、フランクフルトの博物館・美術館巡りの際は、地元の方の散歩やランニングコースとしても人気の博物館通りを散策しながら、徒歩で訪れるのをおすすめします。

フランクフルトの移動手段について詳しく知りたい方は、「フランクフルトの移動手段総まとめ!電車・バス・タクシー利用方法」をご覧ください。

フランクフルトの美術館・博物館が無料で楽しめる?

フランクフルトには数多くの博物館や美術館が存在することはお分かりいただけたかと思いますが、このすべてを巡ろうと思うと、気になってくるのが入館料ですよね。

各博物館や美術館で入館するたびに料金を払っていたら、塵も積もれば山となる‥なかなかの金額になってしまいます。そんな悩みを解消できる、フランクフルトの博物館・美術館を無料で楽しむ方法をご紹介しましょう。

フランクフルトの博物館や美術館の無料開放日を狙おう!

フランクフルトでは、8月と12月を除く毎月の最終土曜日に、『Satourday』というプログラムが行われています。このプログラムは、月ごとに異なるテーマに沿ったイベントが各博物館で開催されるとともに、フランクフルトの12の博物館・美術館1日無料で開放されるというもの。

イベントの内容はファミリー向けのものが多く、どの博物館も多くの人で賑わいます。

無料開放日以外にお得に博物館・美術館を楽しむ方法

無料開放日は混み合っていてゆっくり展示物が見られない‥旅行日程と無料開放日が重ならない‥。そんな方は、フランクフルトの公共交通機関の乗り放題券博物館・美術館の割引券がセットになった、「フランクフルト・カード」を購入するのがおすすめ。

フランクフルト・カードには、1日券2日券があり、値段は10.5ユーロ~15.5ユーロ。3人以上で利用するとさらにお得になるグループチケットもありますよ!

このカードを持っているだけで、公共交通機関はフリーパス、シュテーデル美術館やゼンケンベルグ自然史博物館などの観光スポットの入場料が最大50%引きとなります。

お得で便利なフランクフルト・カードは下記の場所で購入が可能です。

  • フランクフルト空港 ウェルカムセンター
  • フランクフルト中央駅 ツーリストインフォメーションオフィス
  • レーマー広場 ツーリストインフォメーションセンター
  • WEBサイト

フランクフルトの観光情報について詳しく知りたい方は、「【完全版】フランクフルトの観光おすすめスポット15選まとめ!」をご覧ください。

フランクフルトの美術館・博物館巡りでアートな1日を過ごそう

ヨーロッパの金融の中心地として発展したフランクフルトは、同時に博物館や美術館の多く存在する文化的な都市の側面も持っているのです。

この記事を参考に、ぜひフランクフルトでアートと歴史に浸る一日を過ごしてみてくださいね!

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