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プラハで見逃し厳禁!人気のバレエ演目4選・劇場4選〜古典からコンテンポラリーまで〜

アート・エンターテイメント
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中欧の芸術の都と称されるチェコ共和国の首都プラハは、クラシックミュージックやオペラのほか、バレエ文化も栄えた街。

美しい劇場の数々では、華麗に舞うバレエの舞台鑑賞が観光客の間で人気のアクティビティになっています。

この記事では、ヨーロッパバレエの本場プラハで、観光に役立つバレエ情報をご紹介します!
おすすめの劇場や、バレエ演目チケットの買い方、ドレスコードまで情報をまとめました!

チェコのバレエの歴史とは?伝統あるコンテンポラリーダンスも必見!

チェコのバレエの歴史は、1883年にプラハの国立劇場が開かれたことから始まります。

チェコのバレエはもともと複数オペラや劇の舞台を統合した劇場に組み込まれていましたが、第二次世界大戦後には、独立してグループが形成され始めました。

20世紀初頭には国際的なバレエ改革の流れによって、モダンバレエの要素が発展していきます。

しかし、ナチズムや全体主義的な思想の台頭によって、チェコモダンダンスはその個人主義的で知的な要素を危険視されるようになりました。

ダンサーたちは、アマチュアやセミプロとしての活動を余儀なくされましたが、伝統は残り続け、1989年の民主化後には新しいバレエダンスとして確立することになります。

そのため、プラハのバレエでは伝統的な演目だけではなく、コンテンポラリーダンスも必見ですよ!

現在チェコ国立バレエ団では、最高位のファースト・ソリストを務める女性3名のうち1名が日本人。その下のソリストデミソリストにも日本人女性が1名ずつ活躍しています。

養成学校もあることから、日本からもバレエの留学先として人気のチェコ。プロバレエダンサーを目指して多くのバレリーナの卵たちがプラハへやってきます。

ちょっと豆知識

チェコのバレエにまつわるおすすめ映画「チェコ・スワン」(2015)

チェコのとある田舎のおばちゃんダンスチームが白鳥の湖を踊るまでを追ったドキュメンタリー。

ほのぼの映画ですが、プロのバレエダンサーによる演技は必見です!また、チェコの田舎の景色など、雰囲気の予習にぴったりの映画です。

プラハの映画ロケ地情報について、詳しくは「映画の舞台になる美しきプラハ|市内ロケ地5選・旅行の予習映画7選 」をご覧ください!

プラハで見逃し厳禁!バレエ演目4選

バレエの公演が頻繁に行われているプラハ。

白鳥の湖など、最もポピュラーな作品から、チェコならではモダンバレエまで幅広い作品が楽しめるので、ぜひ複数の公演をお楽しみくださいね。

世界でもトップレベルのチェコ国立バレエ団の演技は必見です!

チェコ・プラハで見たいバレエ①白鳥の湖

バレエといえばこの演目を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

白鳥の湖」は、作曲家のチャイコフスキーによる楽曲に合わせた独自の振付によって、クラシックバレエの傑作として世界中に知られている名作で大定番のバレエプログラムです。

プラハのヒベルニア劇場で見られる「The Best of Swan Lake」は、白鳥の湖の全体のストーリーを追いながらベストシーンを強調した、初心者も鑑賞しやすい構成になっています。

チェコ・プラハで見たいバレエ②くるみ割り人形/The Nutcracker

こちらも同じくチャイコフスキーによる名曲を用いたクラシックバレエの名作プログラム。ヒベルニア劇場にて特にクリスマス時期に行われています。

クリスマス時期のワクワクする気持ちやキラキラ感が楽しめるくるみ割り人形は、バレエ鑑賞初心者におすすめです。

チェコのバレエシーンを牽引するソリストによる熱演をお楽しみください。

ヒベルニア劇場の高音質なサウンドも臨場感を盛り上げます!

プラハのマリオネットの歴史やおすすめ人形劇について、詳しくは「プラハでおすすめ人形劇&劇場3選!市内マリオネット店リスト
」をご覧ください!

チェコ・プラハで見たいバレエ③イジー・キリアン(Jiri Kylian)の作品

世界中であまり相違ないクラシックな演目よりも、プラハならでは一味違うバレエ作品を見たいなら、プラハ出身で世界的に有名な振付家の「イジー・キリアン」による演目がおすすめ!

コンテンポラリーバレエダンスの歴史に名を残すイジー・キリアンは日本でも公演を行ったこともあり、世界中のモダンバレエに影響を与えた伝説的コレオグラファーとして知られています。

70歳を超えた今でも現役で活躍している彼の表現への追求は、今まで見たことのないアートを目撃できるでしょう。

国立バレエ団によるバレエプログラムとして、主に国民劇場で開催されています。

チェコ・プラハで見たいバレエ④420PEOPLE

こちらもコンテンポラリーバレエダンスが見たい方におすすめ!

420PEOPLEは、プラハを拠点として新しいモダンダンスを追求している団体。前述のイジーキリアンが芸術監督として20年以上務めたネザーランド・ダンス・シアター(NDT)の元ダンサー2人よって設立されました。

現在、チェコで最も評価の高い独立舞踊団のひとつとして注目されています。

上記La Fabrikaなど中規模のホールで行われているので、ホールの派手さには欠けますが、成長著しい最先端のバレエが見たければぜひ!

前衛的なパフォーマンスは、バレエの概念を覆すような新しい世界が見えるはずです。

プラハの美術館・博物館情報について、詳しくは「芸術の街《プラハ》で見るべき美術館8選&音楽博物館&宮殿..総まとめ 」をご覧ください!

プラハでバレエ鑑賞するなら!おすすめ劇場4選

プラハでは、大規模なスケールの歴史的な劇場だけでなく、中小規模の歌劇場など至るところでバレエの公演が行われています。

バレエだけに注目するのであれば演目から選び、そうではなく劇場の建築についても鑑賞したいのであれば、見たい劇場から公演を選択するのが良いでしょう。

ここでは、プラハでバレエを見るならおすすめの劇場を4つご紹介します!

プラハ・バレエ鑑賞におすすめの劇場①「エステート劇場」

ヨーロッパで最も美しいと呼ばれる「エステート劇場」は、かの有名なモーツァルトが、オペラ「ドン・ジョバンニ」の初演をここで行ったことでも有名です。

毎日のようにオペラやクラシックミュージック、バレエなどのコンサートが日替わりで行われていて、プラハで人気一番の劇場。
この美しい劇場で鑑賞見るバレエは特別な体験になるでしょう。

建築も必見なので、プラハに来たならぜひここへ訪れることをおすすめします!

名称 Stavovské divadlo
エステート劇場
住所 Železná, 110 00 Staré Město
電話番号 420 224 901 448
営業時間 公演内容による
定休日 公演内容による
ウェブサイト https://www.prague.eu/en/object/places/218/estates-theatre-stavovske-divadlo

プラハ・バレエ鑑賞におすすめの劇場②「プラハ国民劇場」

国民劇場は、チェコの歴史と芸術を象徴する重要な劇場。
チェコの数々の有名な芸術家や国民の寄付によって創立・建設され、現在まで維持されています。

収容人数986人という大規模な劇場はクラシックでゴージャス!内装は見るだけでも圧巻です。

国立バレエ団の公演が多く行われているので、ぜひチェックしてみてください。

世界でもトップクラスの表現が見られる壮大なホールでの鑑賞体験はプラハ旅行の印象深い思い出になるでしょう。

名称 Národní divadlo
プラハ国民劇場
住所 Národní 2, 110 00 Nové Město
電話番号 420 224 901 448
営業時間 公演内容による
定休日 公演内容による
ウェブサイト https://www.narodni-divadlo.cz/en

プラハの建築について、詳しくは「プラハ観光に役立つ《建築》知識!13世紀から近代建築まで11選 」をご覧ください!

プラハ・バレエ鑑賞におすすめの劇場③プラハ・カーリン音楽劇場

プラハで国立歌劇場に次いで2番目大きな劇場。1881年から続くプラハで最も古い劇場でもあります。
天井画や内装が豪華で、「プラハの劇場で最も美しい」という評価もあるほど。

幅広い分野の舞台が公演されるので、舞台装置も充実していて演出は豪華
プラハの中でも特に臨場感のあるバレエを見ることができます。

プラハ国立歌劇場が改装中(2019年までの予定)のため、こちらのカリーン音楽劇場で現在は全ての演目が代替公演されています。

名称 Karlin Musical Theatre
プラハ・カーリン(カルリン)音楽劇場
住所 Křižíkova 283/10, 186 00 Karlín
電話番号 420 221 868 111
営業時間 月〜金:09:00〜13:30、14:00〜19:00
土・日:13:00〜19:00
定休日 なし
ウェブサイト https://www.hdk.cz/en/

プラハ・バレエ鑑賞におすすめの劇場④「ヒベルニア劇場」

白鳥の湖」や「くるみ割り人形」など、バレエの定番でクラシックな作品をプラハで鑑賞するならこの劇場。

17世紀にバロック様式の教会として建設されましたが、2006年に改装が行われて劇場として使われるようになりました。

1,000人を収容できる決して小さくない劇場ですが、白鳥の湖の公演は大人気で、当日券まで完売してしまうこともあります。

プラハ旅行でこれらのバレエをヒベルニア劇場で見たい場合は、必ず事前にチケットを購入して行きましょう!

名称 Divadlo Hybernia
ヒベルニア劇場
住所 nám. Republiky 3/4, 110 00 Nové Město
電話番号 420 221 419 412
営業時間 公演内容による
定休日 公演内容による
ウェブサイト http://www.hybernia.eu/

プラハの劇場について、詳しくは「音楽の聖地・プラハで見るべき劇場6選|見どころ・チケット入手方法 」をご覧ください!

プラハのバレエ公演チケットを買うには?《購入方法&当日券情報》

プラハでバレエ鑑賞をするなら、チケットは事前予約が絶対おすすめです。

なぜならば、オペラやクラシック音楽ほど公演数がバレエは多くないこと、そしてプラハのバレエは世界中から注目されているので人気が高いことが理由です。

特にこの記事内でご紹介した、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」など有名な演目は、数ヶ月前からでもチケットが売り切れていることが珍しくありません。

当日券は、チケットブースでまれに発売されることがありますが、チケットはあらかじめ用意しておいたほうが安心。

劇場の公式サイトやチケット取得代行業者を使ってインターネットでも手配が可能です!

プラハのバレエ鑑賞で知っておきたい《ドレスコード》

プラハでバレエ公演を鑑賞する際には、劇場によっては本来なら男性はジャケットもしくはエリのあるトップス、女性はワンピースなどドレッシーな服装で行くことが望ましいとされています。

しかし、観光客の多い昨今、明確なドレスコードは存在しません。あまりにもカジュアルすぎるだらしのない格好ではない限り、気にすることはないでしょう。

念のため、ビジネスカジュアル程度の服装を用意しておけば問題ありません。

盛装している観客は少ないものの、ある程度ドレスアップして楽しむのも、プラハ旅行の醍醐味です!

美しい街で見るバレエは格別!プラハ旅行ではバレエ鑑賞をぜひ!

世界中でバレエの公演は行われていますが、街全体が世界遺産にも指定されるプラハで見るバレエは格別。
プラハは、伝統的なバレエから、コンテンポラリーバレエまで、世界でもトップクラスのバレエを見ることができる芸術の都です。

プラハ旅行でのアクティビティでは、バレエ鑑賞も検討してみてはいかがですか?

特に冬のシーズンにプラハを旅行する方は、特別なバレエ公演が多くあるので、各劇場の公演のスケジュールをぜひチェックしてみてくださいね!

WRITER May
学生時代にはオーストラリア・マレーシア・アメリカに在住、その後アメリカの航空会社に就職。通訳に転職し、アジア・ヨーロッパで活躍。海外在住と外資系企業での豊富な経験から、生の海外情報をお伝えします♪ 旅行が好きでよく東南アジアに弾丸旅行に行きます。最近はヨーロッパにも徐々に詳しくなってきました。みなさんが旅に出たくなるようなおもしろい情報をご紹介していきたいと思います。

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